2011年12月7日水曜日

☆SUCCESマンスリー☆  vol.04   2012年1月号

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____//∨\\____ 師匠も走る季節になりましたね。
___/             今年はクリスマス付近が3連休です!
__/     静岡大学         ご予定はいかがですか?
_/   情報基盤センター   
/               私はばっちり埋まっていますよ ・・仕事でね。
━━━━━━━━━━━━割増し気味な時給に感謝ッ 1月号はじまるよー!

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☆SUCCESマンスリー☆  vol.04   2012年1月号
SUCCES : Shizuoka University Cloud Computing Eco System

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【ニュース】テクノフェスタが浜松レポート!
【ニュース】e-learning学会2011学術講演会で発表
【イベント実績】「視覚に対する総合的な学習」 


■ 編集長からのメッセージ ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

師走に突入致しました。皆様お忙しい日々をお過ごしかと思います。このメルマガを読まれている時には、あと一息の頃かと思いますので、頑張って参りましょう。この記事は月初めに書かせて頂いております。11月30日は、秋葉原で開催されたInternetWeek2011( https://internetweek.jp/ )のディザスタリカバリ(DR)のセッションのパネラーに加えて頂き、現場最前線でBCPの実践に取り組んでおられる皆様との有意義な意見交換を行うことができました。60名ほどの会場参加者。最後に結びの言葉でパネラーが一巡することになったのですが、たまたまの順番で私が結びの言葉となり若干の緊張・・・「情報基盤のクラウド化など"ありえない!"との雰囲気から始まりました。3・11以降BCPに対する周囲の意識は大きく変わりました。これを是非チャンスと捉えて、堅牢なBCPの構築を目指してください!」・・・
それでは、本年最後のメルマガをお楽しみください!(長谷川)

■ ニュース ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇11月12日 13日 テクノフェスタ 浜松
思い付きの飛び入り参加で(お祭りですから・・・)、クラウド情報基盤、安否情報システム、パンドラシステム(節電システム)のポスター展示と説明を二日間行いました。センタースタッフ淺野さん、杉浦さん、にも手伝って頂き賑やかに行うことができました。土日ご苦労様でした!来年は、ちゃんと計画しまして、企画ものと併せ一挙3倍の来訪者を目指したいですね!(長谷川)

◇◇12月2日 日本e-learning学会 2011学術講演会
産業技術大学院大学で、水野客員准教授と基盤センターの関が「クラウドを利用した効果的な実習環境の構築」という題で研究発表を行ってきました。これまで、学生PCや実習室に構築していた実習環境(開発用ソフトやサーバOS)を、クラウド上のVPSに構築しようという提案です。今回は日本ラッド株式会社のご協力を頂き、共同開発したシステムをご紹介しました。
これが普及すれば、実習環境構築や生徒管理の手間が激減するだけでなく、費用削減、遠隔利用などの効果があります。発表用資料を以下に掲載しました。(関)
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201201/e-learning.pdf

◇◇12月6日 パブリッククラウドサーバが228台になりました。
プライベートクラウドサーバ数は71台ですので大学全体のクラウドサーバ活用台数は299台になりました。
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/cloudserver_num/index.html

■ イベント実績 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇10月19日 浜松市立雄踏小学校にて、稲垣客員准教授が小学校4年生の児童に「視覚に対する総合的な学習」についての講義を行いました。
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201201/ingk_shikaku.pdf

◇◇11月10日 四谷「主婦会館プラザエフ」で開催されたCAUA合同研究会で、井上副センター長が「大学におけるクラウド情報基盤のゴールを考える」と題する基調講演を行いました。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua/event/10thbunkakai/index.htm

◇◇11月12日 日本経営工学会 平成23年度秋季研究大会(岩手にて)
水野客員准教授率いるグループが「AHPを利用した効果的なクラウドサービス提供の枠組み」を発表しました。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月13日 盛岡にて(岩手県立大学主催)日本経営工学会2011年度秋期研究発表大会
特別セッションとして、経営工学ビジョン2050というパネルディスカッションに参加しました。 震災に対する経営工学の役割があり、その中の「災害と経営情報基盤」として、静大クラウドの話をしました。東北復興にクラウドコンピューティングで貢献できるという趣旨です。(八巻特任教授)
http://suga.sd.soft.iwate-pu.ac.jp/jima/index.html

◇◇11月18日から20日 第24回日本リスク研究学会年次大会(静岡大学浜松キャンパス)で長谷川副センター長が「海外設置クラウドを用いた大規模安否情報システムの性能評価と課題」と「クラウド情報基盤」と題する2件のポスターセッションを行いました。
http://www.sra-japan.jp/SRAJ2011HP/
発表よりも現場実行委員だったため、会場設営と後片付けの方が実は大変でした。
下記URLは利用したポスターです。今年いっぱいの公開とさせて頂きます。(長谷川)http://prezi.com/-jwccp3c9sia/presentation/

◇◇11月25日 第8回東京農工大学総合情報メディアセンターシンポジウム2011「大学における情報システムの事業継続性について考える」(東京農工大学小金井キャンパスにて) へ八卷特任教授が参加されました。
http://www.tuat.ac.jp/~imcsympo/

◇◇11月29日 横幹連合(40以上の境界領域学会が加盟)コンファレンスについて金沢の北陸先端大学院大学で開催されました。経営高度化セッションで、「クラウドコンピューティングと災害に強い情報基盤」という講演と、同じ趣旨のパネルディスカッションに臨みました。静大の事例を挙げて説明しましたところ、かなりの反響でした。(八巻特任教授)http://www.trafst.jp/conf2011/index.html

◇◇11月30日 Internetweek2011にて長谷川副センター長が「3.11から考えるディザスタリカバリ ~ 震災とクラウド情報基盤 ~」と題する講演を行いました。
詳細報告は冒頭の「編集長からのメッセージ参照」https://internetweek.jp/

◇◇11月30日 永田正樹さんの「オラクルオープンワールド」報告会を行いました。
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201111/oracle/

◇◇12月2日 日本e-learning学会 2011年度学術講演会(産業技術大学院大学にて)水野客員准教授と情報基盤センターの関が「クラウドを利用した効果的な実習環境の構築」を発表しました。http://hwm7.spaaqs.ne.jp/jela-npo/

◇◇12月2日 Gurobi Optimizer ソリューションセミナー2011(東京コンファレンスセンター品川にて)へ八卷特任教授が参加されました。
http://www.octobersky.jp/company/event/event-4.html

◇◇12月2日 国士舘大学で開催された「第7回e-Learning研究会」で井上副センター長が「大学教育に於けるクラウドコンピューティング利用の利点と改善点」と題した基調講演を行いました。その後、多数の大学関係者との質疑があり、クラウドの本格的適用への関心の高さがうかがえる結果となりました。
http://wwwcis.kokushikan.ac.jp/news_topic/111122.html

◇◇静岡大学工学部ニュースレター「はまかぜ」19号(12月)に長谷川先生の安否確認システムの記事が掲載されました。

◇◇ITSMS構築支援コンサルティングが開催され、スタッフが受講しました。

■ イベント予定 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇12月10日・17日・24日・1月7日静岡大学情報基盤センター専任・客員教員による平成23年度 静岡県立大学大学院社会人学習講座シリーズ「クラウドコンピューティングの実践的応用講座」(全4日間)が下記の日程で開催されます。
詳しくは http://crms.u-shizuoka-ken.ac.jp/cont/75/

◇◇12月13日 静岡県ソフトウェア事業協同組合主催会員向けクラウドBCPセミナー開催東海地震を想定し事業を止めないまたは事業の早期復旧のためのクラウドBCPは、今、業界にとってはビジネスチャンスです。しかし、BCPの知識が不足し思いきった取り組みができていないのが実情。クラウドBCPの本質を探るセミナーにします。(石井客員教授)

◇◇12月21日 平成23年度第2回学術情報基盤オープンフォーラムが一橋記念講堂 東京都千代田区 学術総合センターにて開催されます。長谷川副センター長が参加します。http://www.nii.ac.jp/top/openforum/forum20112

◇◇12月22日から25日 システム工学科集中講義 八卷特任教授
工学部システム工学科において集中講義を行います。コンピュータビジネスの歴史、システム構築技法、マネジメント技法を講義しますが、最新の話題として本年は相当の時間を割いてクラウドコンピューティングとビジネスのお話をするつもりです。

◇◇1月17日 長谷川副センター長が東芝クラウドセミナーの講師を行います。終日7時間の長時間セミナー講師を務めさせて頂きます。本学のクラウド情報基盤の取り組みや、BCP対策の他に、as a Service型で識別されるクラウドタイプの説明やSaaS型のクラウドサービスについての手軽で便利な事例なども取り込んだ講義を予定しています。非公開(参加者限定)のセミナーですのでご了承ください。

■ 研究開発状況・予定 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

◇◇クラウドBCPの最近の取り組みについて 石井客員教授
クラウドサービスを本業としているソフトウェア事業協同組合から、BCPへの取組を本格化したいという意向を受け、クラウドBCPセミナーを開催することになりました。(11月26日付日経記事参照)このほかにも、行政書士会の秋季研修会でクラウドBCPについて講演しました。顧客の重要データを自宅パソコンで蓄積している士業の専門家は、意外とデータの管理が甘く、クラウドに付いての知識について新鮮に受け止めてもらいました。リスク対策の基本であるリスク分散ができていないのが現状です。災害に備えたデータのクラウド化の必要性を、訴え続ける必要性を痛感しています。

■ 教員近況 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇田中客員准教授
休日の朝、閑散とした住宅街を車で走っていました。後ろから急いでいそうなパトカーがきたので左によけて道をあけたらパトカーも止まりました。「近くに車もなかったのも、あなたが減速したのも左右確認したのも見てましたが、タイヤが止まらなかったんですよね」と言われ、直前に通過した一時停止標識を指差されました。急いでいるんですがといったら僕らも急いでいると、急いで切符を渡されました。

◇◇青島客員准教授
先日、iPod touchに付けると近くのものがきれいに撮れる!というレンズを購入しました。
字などもはっきり写り、写真を撮って拡大すると簡易拡大読書器になりました。また、最新のスマートフォンだと、特別なレンズもなしに同じ使い方が出来ることもわかりました。パソコン等の機器を上手に使いこなせることができると視覚に障害のある方がものを見たりするのにより便利な世の中になるなと思いました。

◇◇稲垣客員准教授
11月28日から一泊二日で奈良に行ってきました。紅葉は真っ盛りとはいきませんでしたが、ちらほら色づきはじめて飛鳥の景色にまた趣を添えるものでした。
そんな中、おばあさんが天武、持統天皇陵の石垣に柿を並べて売っていたのには驚きました。宮内庁の敷地で古代の天皇のお墓の一線を隔てた土地でできた柿を食べながら、何かご利益があるのかなぁ・・・と考えながら美味しくいただきました。奈良は良い所です。

■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

こんにちは。編集委員その2、関です。先月号でお伝えした、静岡キャンパスに出没していたイノシシは可哀そうに捕獲され、食べられたか処分されたそうです;かく言う私は、偉そうに上に日本e-learning学会の発表記事を書かせて頂きましたが、実際は捕まったイノシシならぬ蛇に睨まれた蛙、公の場に立つなりガクガク(((°Д°;)))ブルブル 
すっかり縮み上がってしまいました。震えた膝がなんとも情けなかったです。
精進致します‥。
それでは、年内の発行はこれで最後です。皆様よいお年を!

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【SUCCESマンスリーマガジン】

発 行 日:毎月第2水曜日発行(休刊:祝日、年末年始など)
発行開始日:2011年9月15日
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SUCCESマンスリーマガジン編集局
静岡市駿河区大谷836(〒422-8529)
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編集長からのメッセージ

■ 編集長からのメッセージ ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

師走に突入致しました。皆様お忙しい日々をお過ごしかと思います。このメルマガを読まれている時には、あと一息の頃かと思いますので、頑張って参りましょう。この記事は月初めに書かせて頂いております。11月30日は、秋葉原で開催されたInternetWeek2011( https://internetweek.jp/ )のディザスタリカバリ(DR)のセッションのパネラーに加えて頂き、現場最前線でBCPの実践に取り組んでおられる皆様との有意義な意見交換を行うことができました。60名ほどの会場参加者。最後に結びの言葉でパネラーが一巡することになったのですが、たまたまの順番で私が結びの言葉となり若干の緊張・・・「情報基盤のクラウド化など"ありえない!"との雰囲気から始まりました。3・11以降BCPに対する周囲の意識は大きく変わりました。これを是非チャンスと捉えて、堅牢なBCPの構築を目指してください!」・・・
それでは、本年最後のメルマガをお楽しみください!(長谷川)

ニュース

■ ニュース ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇11月12日 13日 テクノフェスタ 浜松
思い付きの飛び入り参加で(お祭りですから・・・)、クラウド情報基盤、安否情報システム、パンドラシステム(節電システム)のポスター展示と説明を二日間行いました。センタースタッフ淺野さん、杉浦さん、にも手伝って頂き賑やかに行うことができました。土日ご苦労様でした!来年は、ちゃんと計画しまして、企画ものと併せ一挙3倍の来訪者を目指したいですね!(長谷川)

◇◇12月2日 日本e-learning学会 2011学術講演会
産業技術大学院大学で、水野客員准教授と基盤センターの関が「クラウドを利用した効果的な実習環境の構築」という題で研究発表を行ってきました。これまで、学生PCや実習室に構築していた実習環境(開発用ソフトやサーバOS)を、クラウド上のVPSに構築しようという提案です。今回は日本ラッド株式会社のご協力を頂き、共同開発したシステムをご紹介しました。
これが普及すれば、実習環境構築や生徒管理の手間が激減するだけでなく、費用削減、遠隔利用などの効果があります。発表用資料を以下に掲載しました。(関)
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201201/e-learning.pdf

◇◇12月6日 パブリッククラウドサーバが228台になりました。
プライベートクラウドサーバ数は71台ですので大学全体のクラウドサーバ活用台数は299台になりました。
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/cloudserver_num/index.html

イベント実績

■ イベント実績 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇10月19日 浜松市立雄踏小学校にて、稲垣客員准教授が小学校4年生の児童に「視覚に対する総合的な学習」についての講義を行いました。
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201201/ingk_shikaku.pdf

◇◇11月10日 四谷「主婦会館プラザエフ」で開催されたCAUA合同研究会で、井上副センター長が「大学におけるクラウド情報基盤のゴールを考える」と題する基調講演を行いました。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua/event/10thbunkakai/index.htm

◇◇11月12日 日本経営工学会 平成23年度秋季研究大会(岩手にて)水野客員准教授率いるグループが「AHPを利用した効果的なクラウドサービス提供の枠組み」を発表しました。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月13日 盛岡にて(岩手県立大学主催)日本経営工学会2011年度秋期研究発表大会特別セッションとして、経営工学ビジョン2050というパネルディスカッションに参加しました。 震災に対する経営工学の役割があり、その中の「災害と経営情報基盤」として、静大クラウドの話をしました。東北復興にクラウドコンピューティングで貢献できるという趣旨です。(八巻特任教授)
http://suga.sd.soft.iwate-pu.ac.jp/jima/index.html

◇◇11月18日から20日 第24回日本リスク研究学会年次大会(静岡大学浜松キャンパス)で長谷川副センター長が「海外設置クラウドを用いた大規模安否情報システムの性能評価と課題」と「クラウド情報基盤」と題する2件のポスターセッションを行いました。
http://www.sra-japan.jp/SRAJ2011HP/
発表よりも現場実行委員だったため、会場設営と後片付けの方が実は大変でした。下記URLは利用したポスターです。今年いっぱいの公開とさせて頂きます。(長谷川)
http://prezi.com/-jwccp3c9sia/presentation/

◇◇11月25日 第8回東京農工大学総合情報メディアセンターシンポジウム2011「大学における情報システムの事業継続性について考える」(東京農工大学小金井キャンパスにて) へ八卷特任教授が参加されました。
http://www.tuat.ac.jp/~imcsympo/

◇◇11月29日 横幹連合(40以上の境界領域学会が加盟)コンファレンスについて金沢の北陸先端大学院大学で開催されました。経営高度化セッションで、「クラウドコンピューティングと災害に強い情報基盤」という講演と、同じ趣旨のパネルディスカッションに臨みました。静大の事例を挙げて説明しましたところ、かなりの反響でした。(八巻特任教授)
http://www.trafst.jp/conf2011/index.html

◇◇11月30日 Internetweek2011にて長谷川副センター長が「3.11から考えるディザスタリカバリ ~ 震災とクラウド情報基盤 ~」と題する講演を行いました。
詳細報告は冒頭の「編集長からのメッセージ参照」https://internetweek.jp/

◇◇11月30日 永田正樹さんの「オラクルオープンワールド」報告会を行いました。
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201111/oracle/

◇◇12月2日 日本e-learning学会 2011年度学術講演会(産業技術大学院大学にて)水野客員准教授と情報基盤センターの関が「クラウドを利用した効果的な実習環境の構築」を発表しました。
http://hwm7.spaaqs.ne.jp/jela-npo/

◇◇12月2日 Gurobi Optimizer ソリューションセミナー2011(東京コンファレンスセンター品川にて)へ八卷特任教授が参加されました。
http://www.octobersky.jp/company/event/event-4.html

◇◇12月2日 国士舘大学で開催された「第7回e-Learning研究会」で井上副センター長が「大学教育に於けるクラウドコンピューティング利用の利点と改善点」と題した基調講演を行いました。その後、多数の大学関係者との質疑があり、クラウドの本格的適用への関心の高さがうかがえる結果となりました。
http://wwwcis.kokushikan.ac.jp/news_topic/111122.html

◇◇静岡大学工学部ニュースレター「はまかぜ」19号(12月)に長谷川先生の安否確認システムの記事が掲載されました。

◇◇ITSMS構築支援コンサルティングが開催され、スタッフが受講しました。

イベント予定

■ イベント予定 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇12月10日・17日・24日・1月7日 静岡大学情報基盤センター専任・客員教員による平成23年度 静岡県立大学大学院社会人学習講座シリーズ「クラウドコンピューティングの実践的応用講座」(全4日間)が下記の日程で開催されます。
詳しくは http://crms.u-shizuoka-ken.ac.jp/cont/75/

◇◇12月13日 静岡県ソフトウェア事業協同組合主催会員向けクラウドBCPセミナー開催東海地震を想定し事業を止めないまたは事業の早期復旧のためのクラウドBCPは、今、業界にとってはビジネスチャンスです。しかし、BCPの知識が不足し思いきった取り組みができていないのが実情。クラウドBCPの本質を探るセミナーにします。(石井客員教授)

◇◇12月21日 平成23年度第2回学術情報基盤オープンフォーラムが一橋記念講堂 東京都千代田区 学術総合センターにて開催されます。長谷川副センター長が参加します。http://www.nii.ac.jp/top/openforum/forum20112

◇◇12月22日から25日 システム工学科集中講義 
八卷特任教授工学部システム工学科において集中講義を行います。コンピュータビジネスの歴史、システム構築技法、マネジメント技法を講義しますが、最新の話題として本年は相当の時間を割いてクラウドコンピューティングとビジネスのお話をするつもりです。

◇◇1月17日 長谷川副センター長が東芝クラウドセミナーの講師を行います。終日7時間の長時間セミナー講師を務めさせて頂きます。本学のクラウド情報基盤の取り組みや、BCP対策の他に、as a Service型で識別されるクラウドタイプの説明やSaaS型のクラウドサービスについての手軽で便利な事例なども取り込んだ講義を予定しています。非公開(参加者限定)のセミナーですのでご了承ください。

研究開発状況・予定

■ 研究開発状況・予定 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

◇◇クラウドBCPの最近の取り組みについて 石井客員教授
クラウドサービスを本業としているソフトウェア事業協同組合から、BCPへの取組を本格化したいという意向を受け、クラウドBCPセミナーを開催することになりました。(11月26日付日経記事参照)このほかにも、行政書士会の秋季研修会でクラウドBCPについて講演しました。顧客の重要データを自宅パソコンで蓄積している士業の専門家は、意外とデータの管理が甘く、クラウドに付いての知識について新鮮に受け止めてもらいました。
リスク対策の基本であるリスク分散ができていないのが現状です。災害に備えたデータのクラウド化の必要性を、訴え続ける必要性を痛感しています。

教員近況

■ 教員近況 ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇田中客員准教授
休日の朝、閑散とした住宅街を車で走っていました。後ろから急いでいそうなパトカーがきたので左によけて道をあけたらパトカーも止まりました。「近くに車もなかったのも、あなたが減速したのも左右確認したのも見てましたが、タイヤが止まらなかったんですよね」と言われ、直前に通過した一時停止標識を指差されました。急いでいるんですがといったら僕らも急いでいると、急いで切符を渡されました。

◇◇青島客員准教授
先日、iPod touchに付けると近くのものがきれいに撮れる!というレンズを購入しました。
字などもはっきり写り、写真を撮って拡大すると簡易拡大読書器になりました。また、最新のスマートフォンだと、特別なレンズもなしに同じ使い方が出来ることもわかりました。パソコン等の機器を上手に使いこなせることができると視覚に障害のある方がものを見たりするのにより便利な世の中になるなと思いました。

◇◇稲垣客員准教授
11月28日から一泊二日で奈良に行ってきました。紅葉は真っ盛りとはいきませんでしたが、ちらほら色づきはじめて飛鳥の景色にまた趣を添えるものでした。
そんな中、おばあさんが天武、持統天皇陵の石垣に柿を並べて売っていたのには驚きました。宮内庁の敷地で古代の天皇のお墓の一線を隔てた土地でできた柿を食べながら、何かご利益があるのかなぁ・・・と考えながら美味しくいただきました。奈良は良い所です。

2011年11月9日水曜日

☆SUCCESマンスリー☆  vol.03   2011年12月号

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__/     静岡大学        今年も静大フェスタが開催されます
_/   情報基盤センター              ↓ ↓ ↓ 
/                     11月12日(土)・13日(日) テクノフェスタin浜松
━━━━━━━━━━━━━    11月19日(土)・20日(日) キャンパスフェスタin静岡
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/・ ≡≡≡>        いのしし出たよー。
猪  * ≡≡≡>
\^^    ≧        気を付けて!
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☆SUCCESマンスリー☆  vol.03   2011年12月号
SUCCES : Shizuoka University Cloud Computing Eco System
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・【ニュース】日経ストラテジー誌:東海コミュニケーションズと静岡大学によるクラウ
ド情報基盤構築の記事が記載
・【ニュース】クラウド便り:静岡大学のクラウド活用台数が312台に!
・【ニュース】日経産業新聞:マンスリー編集特集「変貌する大学-人材力磨く」に静岡
大学の安否確認システムとパンドラシステムの記事が掲載
・【ニュース】ワンコインクラウドシステム:遂に大学トップページに掲載!
・【イベント実績・予定】学会、発表の予定    他

■ 編集長からのメッセージ ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
編集長1、こと井上です。キャンパスにイノシシが出没しているとのことです。注意しま
しょう。しかし研究は猪突猛進の勢いが欲しいものです。当センターにはクラウド情報基
盤に関する広範囲、かつ最高水準の研究をされている13人の客員教員がおられます。これ
だけの人材はなかなか集まりません。心強いです。他の組織のクラウド化も支援していま
すので、客員教員のお名前、研究内容を紹介致します。以下敬称略、(教)は客員教授、
(准)は客員准教授を示します。順不同です。
●山崎(教)=SUCCES開発のリーダー。講演活動も多数、
●水野(准)=数十人の若い優秀な学生を率いてクラウド先端研究を牽引、
●坂田(准)=JACC(日本アカデミック・クラウド支援センター)の設立者・最高責任者、
我が国の学術クラウド普及を強力に推進、
●吉田(准)=プライベートクラウド、シンクライアントのエキスパート、
●戸部(教)=クラウド生体認証、特に指静脈認証研究を牽引、
●堀(教)=クラウド全体を監視するコックピットシステムの先駆者、
●森(教)=電子出版普及を牽引中、e-CCの事務局長、出版界の重鎮、
●石井(教)= 静岡県から日本全体へのBCP普及を推進中、BCP先駆者、
●田村(准)=クラウドマーケティング、医療クラウドの先駆的研究を推進中、
●山田(准)=大型データセンターをフル活用するクラウドDaaSの推進、
●青島(准)、田中(准)、稲垣(准)=クラウドにおけるユニヴァーサルデザインITを医学
的、臨床的な立場など全方位から研究中、
読者の方で「是非相談してみたい」という先生がおられましたら編集局までお知らせくだ
さい。「みなさんのお役にたてること」それが情報基盤センターの基本姿勢です。

■ ニュース ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇10月27日:日経情報ストラテジー誌にTOKAIコミュニケーションズと静岡大学による
クラウド情報基盤構築の記事が掲載されました。
「静岡大学の学内システムをクラウドへ完全移行」という見出しで日経情報ストラテジー
2011年12月号に、一昨年の情報基盤刷新及び今年8月に実施された基幹業務系システムの
クラウド移行プロジェクトによる、学内システムクラウド化の記事が掲載されました。
文教関係者に留まらず、静岡大学クラウドは全国的に注目されており、今回の記事により、
更に注目度が上がることは確実だと思われます。誰もが注目している静岡大学クラウドを
更に発展させていきたいと思います。
URL:http://www.nikkeibpm.co.jp/publication/mag/cs/nis/index.shtml

◇◇11月9日:クラウド便り:静岡大学のパブリッククラウドサーバ活用開始から約1年
が経過しました。11月9日時点で活用台数は順調に増加し221台を超えました。1大学の活
用台数としては世界一と思われます。今後DaaSの研究開発が活発になりますので一層多く
のクラウドサービスを活用することが予想されています。なお、プライベートクラウドサー
バ数は91台ですので、大学全体のクラウドサーバ活用台数は312台になりました。
URL:http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/cloudserver_num/201112.jpg
URL:http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/cloudserver_num/201112graph.jpg

◇◇10月21日:日経産業新聞 マンスリー編集特集「変貌する大学-人材力磨く」に静岡
大学の安否確認システムとパンドラシステム(電力使用量がピークに達すると警報メール
を自動配信する)の記事が掲載されました。

◇◇10月:ワンコインクラウドシステム 遂に大学トップページに掲載!
「安くなければクラウドではない!」の代名詞とも言うべき、月額450円のワンコインク
ラウドシステムが静岡大学トップページに遂にバナー付きでリンクされました!その名も
パンドラシステム!2つのキャンパスの総消費電力を常時監視しており、電力の見える化
だけではなく、知らせる化の学内向けサービスまで行っています。2024年度の電力契約料
180KWh減の達成に、本システムも少なからず貢献することができました(と、信じます!
貢献度100%の大胆仮定なら、費用対効果は500倍超なんですけどね!)節電をコツコツや
ってきた皆さんの貢献が一番です!

◇◇11月:2011年度ITSMS勉強会が開始!
ISO20000:ITSMS( IT Service Management System )のコンサルテーション勉強会が今月
から行われます。3年計画の勉強会の2年目になります。および事務部門の総勢20名の規模
の適用範囲予定人員が、クラウド化で数を増やしたサービス体勢の維持向上に向けて、国
際規格のマネジメント体勢に取り組みます。来年度の認証に向けて努力します。
JIPDECによるITSMSの解説
http://www.isms.jipdec.or.jp/itsms.html

◇◇11月12日・13日 クラウド情報基盤 ポスター on Prezi
テクノフェスタin浜松と2011年度第24回日本リスク研究学会年次大会で発表するポスター
(A1サイズ)を作製し、SaaSサービスの一つであるPrezi上に掲載してみました。作製方
法について少し。全てをPrezi上で構築するには編集自由度が大変だなと思っていました
が、PowerPoint → PDF化 → Prezi挿入 → PathとZooming設定で比較的簡単、綺麗に利
用できることが解りました。Preziは、学会等でも使われ始めています。ご興味のある方
は是非お試しください!これからも使えるSaaSサービスを見つけたら紹介して行きます!
http://prezi.com/-jwccp3c9sia/presentation/

■ イベント実績 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇10月12日から14日 「ITpro EXPO 2011」が東京ビッグサイトで開催され、情報企画課
神谷係長・川村さん・梶原さんが1日ずつ参加されました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/expo/index.html

◇◇10月21日 宮崎大学で開催された情報系センター会議に碓氷CIOと長谷川副セン
ター長が参加。長谷川副センター長が基調講演!
宮崎大学にて、全国情報系センター長が集う、第6回国立大学法人情報系センター長会議
が開催されました。全国から約80名のセンター長にて「静岡大学:ISMSからクラウド情報
基盤への展開」の講演にあてて頂きました。クラウドは大学情報基盤に是か非かの議論を
重ねていた数年前とは異なり、いかにしてクラウド技術を取り込むことができるのか、と
いう積極的な議論に展開していたのが印象的で、大きな収穫でした。
http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/kaigi/shidai.pdf

◇◇10月21日 NEC本社で開催されたクラウド研究会で井上副センター長が基調講演!NEC
のSE、営業に加え自治体のCIOなどの皆さんに熱心に聞いていただき、講演後は様々な
テーマでのディスカッションが行われました。

◇◇10月24日 TOKAIコミュニケーションズさんの東京事務所のクラウドDaaSを見学しま
した。山田客員准教授、田村客員准教授の研究成果が実用化されたもので先端のDaaS事例
をよく理解することができました。TOKAIコミュニケーションズさんのDaaSの最大の特徴
は自社運営の大型データセンターとユーザとの交信に最も影響を与える応答性指標である
PINGが1.36msという驚異的な高速さに有ります。他の国内のDaaSの高速なものでも10ms、
海外では80ms以上ですので驚異的な高速性能さと言ってよいものです。今後、本学への適
用検討を進めてゆくことになりました。

◇◇10月26日 株式会社日本環境認証機構(JACO)東京セミナールームにて長谷川副セン
ター長が「クラウドコンピューティングとISMS」と題する講演を行いました。

◇◇11月2日 日本ラッドさんより3名の方に静岡キャンパスまでおいでいただき、DaaSデ
モ&説明会が20人以上の参加者を得て開催されました。2Xなどをベースにした最新のDaa
Sについての説明&デモをしていただいた後、全員で活発な意見交換が行われました。

◇◇11月9日 シトリクスジャパンさんに静岡キャンパスまでおいでいただき、DaaSデモ
&説明会が20人以上の参加者を得て開催されました。ZENをベースにした最新のDaaSにつ
いての説明をしていただいた後、全員で活発な意見交換が行われました。

■ イベント予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇11月10日 CAUA(CTCアカデミックユーザアソシエーション主催研究会・フォーラム
(東京・四谷・主婦会館)「クラウドは次のステップへ~来るべき『アカデミック・クラウ
ド2.0』を考える~講演会」にて井上副センター長が「大学におけるクラウド情報基盤の
ゴールを考える」と題する基調講演を行います。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua/event/10thbunkakai/index.htm

◇◇11月11日から13日 日本経営工学会 平成23年度秋季研究大会がいわて県民情報交
流センター「アイーナ」にて開催されます。水野客員准教授率いるグループが「AHPを
利用した効果的なクラウドサービス提供の枠組み」を発表します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月12日 日本経営工学会(岩手にて)八卷特任教授が「経営工学ビジョン205
0」にパネラーで参加します。パネルは「大震災に経営工学ができること」ですので、静
岡大学情報基盤を紹介します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月18日から20日 第24回日本リスク研究学会年次大会(静岡大学浜松キャンパス)に
長谷川副センター長が「海外設置クラウドを用いた大規模安否情報システムの性能評価と
課題」と「クラウド情報基盤」と題する2件のポスターセッションを行います。また、実
行委員としても参加されます。
http://www.sra-japan.jp/SRAJ2011HP/

◇◇11月29日 横幹連合カンファレンス(約40学会連合体)にて八卷特任教授が「災害に
強い情報基盤」と題する講演を行います。

◇◇11月30日 Internetweek2011にて長谷川副センター長が「3.11から考えるディザスタ
リカバリ ~ 震災とクラウド情報基盤 ~」と題する講演を行います。
https://internetweek.jp/

◇◇12月2日・3日 日本e-learning学会 2011年度学術講演会が産業技術大学院大学にて
開催されます。水野客員准教授と情報基盤センターの関さんが「クラウドを利用した効果
的な実習環境の構築」を発表します。関さん、がんばって!
http://hwm7.spaaqs.ne.jp/jela-npo/

◇◇12月10日・17日・24日・1月7日 「クラウドコンピューティングの実践的応用講
座」ご案内と参加者募集(長谷川副センター長)
静岡大学情報基盤センター専任・客員教員による平成23年度 静岡県立大学大学院社会人
学習講座シリーズ「クラウドコンピューティングの実践的応用講座」(全4日間)が下記
の日程で開催されます。申し込みは12月2日まで!まだまだ間にあいます!
詳しくは http://crms.u-shizuoka-ken.ac.jp/cont/75/

(静岡大学工学部ニュースレター「はまかぜ」19号(12月)に長谷川副センター長の安否
確認システムの記事が載ります。)

■ 研究開発状況・予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

◇◇:電子出版研究:担当:井上副センター長、坂田客員准教授、大学院生鈴木さん
10月13日、11月4日に静大発ベンチャー企業「ITSC」に研究者8名が集まり「本格的な電子
出版サービス」の検討会議を開催しました。まず、情報基盤センター所属教員の「博士学
位論文」をAmazon.comなどのWEB書店で「正式電子出版」することになりました。これは
本年の8月にISBN(国際書籍番号)の電子書籍への直接付与が可能になったこと、および自
炊技術(紙書籍を電子化する技術)の急激な進歩などによるものです。商品レパートリー
は「学位論文」「ジャーナル論文」「教科書等絶版書籍復刊」の3つで、いずれの正式出
版価格は従来の常識を大きく打ち破る「驚異の5万円」に決定しました。12月中旬にはプ
レスリリースを予定しています。メルマガの読者の「正式出版」も喜んでお引き受けしま
すので編集部までご連絡ください。

◇◇:DaaS研究: TOKAIコミュニケーションズさん、日本ラッドさん、シトリクスジャパ
ンさんほか多くの組織の協力を得て、クラウドDaaSの研究を推進しています。端末として
はインドで発売された「1800円の世界最低価格のパソコン」と「キンドルファイアー」な
どのタブレット端末をベースにしたクラウドDaaS/電子書籍主流の時代を実現していきた
いと考えています。

◇◇:クラウド電子掲示板研究
アバンセシステムさんの協力を得て「簡単サイネージ」の研究を推進しています。デジタ
ルサイネージ端末が自律動作し、コンテンツの調整や更新の業務運営も含めて検証を進め
ていく予定です。学内広報の充実とデジタルサイネージの設置・運営を簡単・容易にする
新デジタルサイネージシステムの実現を目指して研究を進めていきます。

■ 教員近況 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇山崎客員教授
9月にウイーンなどへ旅行しました。精神分析学者フロイトの自宅など、マニアックな見
学もしました。古い街並みでハイテクは目立ちませんが、便利に利用されていることが実
感できました。オーストリア国鉄は、日本からインターネットで切符が買え、プリントア
ウトでOKです。中部国際空港で、ずらりと並んだチェックインカウンターをみて、IT
機器を持つことが目的化している日本の現状に改めて疑問を感じた旅行でした。

◇◇吉田客員准教授
最近スマートフォンやタブレットの普及率が加速しております。私はiPhoneユーザですが、
色んなアプリをダウンロードができ、普段の生活においても非常に便利です。今後更にク
ラウド化が進むことにより、様々な可能性を発揮できると思います。ちなみに2歳の娘もi
Phone(YouTube)で毎日動画を見て喜んでます。

◇◇田村客員准教授
ここ1ヶ月ほど、咳や痰が頻繁に出るといった、風邪の症状が続き、体調が芳しくありま
せんでした。小さい子供が3人おり、上の2人が幼稚園児ということもあり、ぐるぐるロー
テーションしているのだろうと、大して気にも留めずに過ごしていました。ある晩、喘息
のような咳が一晩中止まらず、翌日病院へ行ったところ、最近世間でよく聞く、COPD(慢
性閉塞性疾患)と診断されました。大変怖い病気なので、現在喫煙者の方は十分にお気を
つけ下さい。

■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

こんにちは。編集委員その1、淺野です。メールマガジン購読者は120人を突破しました!
たくさんの方に読んでいただき本当にありがとうございます。
【お知らせ】11月12日・13日:テクノフェスタin浜松
システム棟306室にてクラウドコンピュータによる環境保全と防災対策への取り組み。
パネル展と長谷川副センター長の講演が行われますので是非お越しください。(環境を考
える会・情報基盤センター 共催企画)
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。次回もご期待ください。
___
___     / ≡≡≡>
/ ≡≡≡>   坊 ・  ≡≡≡>
瓜 ・ ≡≡≡>    \ △≡≡≧
\ △≡≡≧      ヽヽヽヽ
ヽヽヽヽ
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

【SUCCESマンスリーマガジン】

発 行 日:毎月第2水曜日発行(休刊:祝日、年末年始など)
発行開始日:2011年9月15日
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SUCCESマンスリーマガジン編集局
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電話:054-238-4683
mailto:c-office@ipc.shizuoka.ac.jp
※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。
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Copyright(C) 静岡大学情報基盤センター All rights reserved.

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■ 編集長からのメッセージ


編集長1、こと井上です。キャンパスにイノシシが出没しているとのことです。注意しま
しょう。しかし研究は猪突猛進の勢いが欲しいものです。当センターにはクラウド情報基
盤に関する広範囲、かつ最高水準の研究をされている13人の客員教員がおられます。これ
だけの人材はなかなか集まりません。心強いです。他の組織のクラウド化も支援していま
すので、客員教員のお名前、研究内容を紹介致します。以下敬称略、(教)は客員教授、
(准)は客員准教授を示します。順不同です。
●山崎(教)=SUCCES開発のリーダー。講演活動も多数、
●水野(准)=数十人の若い優秀な学生を率いてクラウド先端研究を牽引、
●坂田(准)=JACC(日本アカデミック・クラウド支援センター)の設立者・最高責任者、
我が国の学術クラウド普及を強力に推進、
●吉田(准)=プライベートクラウド、シンクライアントのエキスパート、
●戸部(教)=クラウド生体認証、特に指静脈認証研究を牽引、
●堀(教)=クラウド全体を監視するコックピットシステムの先駆者、
●森(教)=電子出版普及を牽引中、e-CCの事務局長、出版界の重鎮、
●石井(教)= 静岡県から日本全体へのBCP普及を推進中、BCP先駆者、
●田村(准)=クラウドマーケティング、医療クラウドの先駆的研究を推進中、
●山田(准)=大型データセンターをフル活用するクラウドDaaSの推進、
●青島(准)、田中(准)、稲垣(准)=クラウドにおけるユニヴァーサルデザインITを医学
的、臨床的な立場など全方位から研究中、
読者の方で「是非相談してみたい」という先生がおられましたら編集局までお知らせくだ
さい。「みなさんのお役にたてること」それが情報基盤センターの基本姿勢です。

■ ニュース


◇◇10月27日:日経情報ストラテジー誌にTOKAIコミュニケーションズと静岡大学による
クラウド情報基盤構築の記事が掲載されました。
「静岡大学の学内システムをクラウドへ完全移行」という見出しで日経情報ストラテジー
2011年12月号に、一昨年の情報基盤刷新及び今年8月に実施された基幹業務系システムの
クラウド移行プロジェクトによる、学内システムクラウド化の記事が掲載されました。
文教関係者に留まらず、静岡大学クラウドは全国的に注目されており、今回の記事により、
更に注目度が上がることは確実だと思われます。誰もが注目している静岡大学クラウドを
更に発展させていきたいと思います。
URL:http://www.nikkeibpm.co.jp/publication/mag/cs/nis/index.shtml

◇◇11月9日:クラウド便り:静岡大学のパブリッククラウドサーバ活用開始から約1年
が経過しました。11月9日時点で活用台数は順調に増加し221台を超えました。1大学の活
用台数としては世界一と思われます。今後DaaSの研究開発が活発になりますので一層多く
のクラウドサービスを活用することが予想されています。なお、プライベートクラウドサー
バ数は71台ですので、大学全体のクラウドサーバ活用台数は292台になりました。
URL:http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/cloudserver_num/201112.jpg
URL:http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/cloudserver_num/201112graph.jpg

◇◇10月21日:日経産業新聞 マンスリー編集特集「変貌する大学-人材力磨く」に静岡
大学の安否確認システムとパンドラシステム(電力使用量がピークに達すると警報メール
を自動配信する)の記事が掲載されました。

◇◇10月:ワンコインクラウドシステム 遂に大学トップページに掲載!
「安くなければクラウドではない!」の代名詞とも言うべき、月額450円のワンコインク
ラウドシステムが静岡大学トップページに遂にバナー付きでリンクされました!その名も
パンドラシステム!2つのキャンパスの総消費電力を常時監視しており、電力の見える化
だけではなく、知らせる化の学内向けサービスまで行っています。2024年度の電力契約料
180KWh減の達成に、本システムも少なからず貢献することができました(と、信じます!
貢献度100%の大胆仮定なら、費用対効果は500倍超なんですけどね!)節電をコツコツや
ってきた皆さんの貢献が一番です!

◇◇11月:2011年度ITSMS勉強会が開始!
ISO20000:ITSMS( IT Service Management System )のコンサルテーション勉強会が今月
から行われます。3年計画の勉強会の2年目になります。および事務部門の総勢20名の規模
の適用範囲予定人員が、クラウド化で数を増やしたサービス体勢の維持向上に向けて、国
際規格のマネジメント体勢に取り組みます。来年度の認証に向けて努力します。
JIPDECによるITSMSの解説
http://www.isms.jipdec.or.jp/itsms.html

◇◇11月12日・13日 クラウド情報基盤 ポスター on Prezi
テクノフェスタin浜松と2011年度第24回日本リスク研究学会年次大会で発表するポスター
(A1サイズ)を作製し、SaaSサービスの一つであるPrezi上に掲載してみました。作製方
法について少し。全てをPrezi上で構築するには編集自由度が大変だなと思っていました
が、PowerPoint → PDF化 → Prezi挿入 → PathとZooming設定で比較的簡単、綺麗に利
用できることが解りました。Preziは、学会等でも使われ始めています。ご興味のある方
は是非お試しください!これからも使えるSaaSサービスを見つけたら紹介して行きます!
http://prezi.com/-jwccp3c9sia/presentation/

■ イベント実績


◇◇10月12日から14日 「ITpro EXPO 2011」が東京ビッグサイトで開催され、情報企画課
神谷係長・川村さん・梶原さんが1日ずつ参加されました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/expo/index.html

◇◇10月21日 宮崎大学で開催された情報系センター会議に碓氷CIOと長谷川副セン
ター長が参加。長谷川副センター長が基調講演!
宮崎大学にて、全国情報系センター長が集う、第6回国立大学法人情報系センター長会議
が開催されました。全国から約80名のセンター長にて「静岡大学:ISMSからクラウド情報
基盤への展開」の講演にあてて頂きました。クラウドは大学情報基盤に是か非かの議論を
重ねていた数年前とは異なり、いかにしてクラウド技術を取り込むことができるのか、と
いう積極的な議論に展開していたのが印象的で、大きな収穫でした。
http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/kaigi/shidai.pdf

◇◇10月21日 NEC本社で開催されたクラウド研究会で井上副センター長が基調講演!NEC
のSE、営業に加え自治体のCIOなどの皆さんに熱心に聞いていただき、講演後は様々な
テーマでのディスカッションが行われました。

◇◇10月24日 TOKAIコミュニケーションズさんの東京事務所のクラウドDaaSを見学しま
した。山田客員准教授、田村客員准教授の研究成果が実用化されたもので先端のDaaS事例
をよく理解することができました。TOKAIコミュニケーションズさんのDaaSの最大の特徴
は自社運営の大型データセンターとユーザとの交信に最も影響を与える応答性指標である
PINGが1.36msという驚異的な高速さに有ります。他の国内のDaaSの高速なものでも10ms、
海外では80ms以上ですので驚異的な高速性能さと言ってよいものです。今後、本学への適
用検討を進めてゆくことになりました。

◇◇10月26日 株式会社日本環境認証機構(JACO)東京セミナールームにて長谷川副セン
ター長が「クラウドコンピューティングとISMS」と題する講演を行いました。

◇◇11月2日 日本ラッドさんより3名の方に静岡キャンパスまでおいでいただき、DaaSデ
モ&説明会が20人以上の参加者を得て開催されました。2Xなどをベースにした最新のDaa
Sについての説明&デモをしていただいた後、全員で活発な意見交換が行われました。

◇◇11月9日 シトリクスジャパンさんに静岡キャンパスまでおいでいただき、DaaSデモ
&説明会が20人以上の参加者を得て開催されました。ZENをベースにした最新のDaaSにつ
いての説明をしていただいた後、全員で活発な意見交換が行われました。

■ イベント予定


◇◇11月10日 CAUA(CTCアカデミックユーザアソシエーション主催研究会・フォーラム
(東京・四谷・主婦会館)「クラウドは次のステップへ~来るべき『アカデミック・クラウ
ド2.0』を考える~講演会」にて井上副センター長が「大学におけるクラウド情報基盤の
ゴールを考える」と題する基調講演を行います。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua/event/10thbunkakai/index.htm

◇◇11月11日から13日 日本経営工学会 平成23年度秋季研究大会がいわて県民情報交
流センター「アイーナ」にて開催されます。水野客員准教授率いるグループが「AHPを
利用した効果的なクラウドサービス提供の枠組み」を発表します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月12日 日本経営工学会(岩手にて)八卷特任教授が「経営工学ビジョン205
0」にパネラーで参加します。パネルは「大震災に経営工学ができること」ですので、静
岡大学情報基盤を紹介します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月18日から20日 第24回日本リスク研究学会年次大会(静岡大学浜松キャンパス)に
長谷川副センター長が「海外設置クラウドを用いた大規模安否情報システムの性能評価と
課題」と「クラウド情報基盤」と題する2件のポスターセッションを行います。また、実
行委員としても参加されます。
http://www.sra-japan.jp/SRAJ2011HP/

◇◇11月29日 横幹連合カンファレンス(約40学会連合体)にて八卷特任教授が「災害に
強い情報基盤」と題する講演を行います。

◇◇11月30日 Internetweek2011にて長谷川副センター長が「3.11から考えるディザスタ
リカバリ ~ 震災とクラウド情報基盤 ~」と題する講演を行います。
https://internetweek.jp/

◇◇12月2日・3日 日本e-learning学会 2011年度学術講演会が産業技術大学院大学にて
開催されます。水野客員准教授と情報基盤センターの関さんが「クラウドを利用した効果
的な実習環境の構築」を発表します。関さん、がんばって!
http://hwm7.spaaqs.ne.jp/jela-npo/

◇◇12月10日・17日・24日・1月7日 「クラウドコンピューティングの実践的応用講
座」ご案内と参加者募集(長谷川副センター長)
静岡大学情報基盤センター専任・客員教員による平成23年度 静岡県立大学大学院社会人
学習講座シリーズ「クラウドコンピューティングの実践的応用講座」(全4日間)が下記
の日程で開催されます。申し込みは12月2日まで!まだまだ間にあいます!
詳しくは http://crms.u-shizuoka-ken.ac.jp/cont/75/

(静岡大学工学部ニュースレター「はまかぜ」19号(12月)に長谷川副センター長の安否
確認システムの記事が載ります。)

■ 研究開発状況・予定


◇◇:電子出版研究:担当:井上副センター長、坂田客員准教授、大学院生鈴木さん
10月13日、11月4日に静大発ベンチャー企業「ITSC」に研究者8名が集まり「本格的な電子
出版サービス」の検討会議を開催しました。まず、情報基盤センター所属教員の「博士学
位論文」をAmazon.comなどのWEB書店で「正式電子出版」することになりました。これは
本年の8月にISBN(国際書籍番号)の電子書籍への直接付与が可能になったこと、および自
炊技術(紙書籍を電子化する技術)の急激な進歩などによるものです。商品レパートリー
は「学位論文」「ジャーナル論文」「教科書等絶版書籍復刊」の3つで、いずれの正式出
版価格は従来の常識を大きく打ち破る「驚異の5万円」に決定しました。12月中旬にはプ
レスリリースを予定しています。メルマガの読者の「正式出版」も喜んでお引き受けしま
すので編集部までご連絡ください。

◇◇:DaaS研究: TOKAIコミュニケーションズさん、日本ラッドさん、シトリクスジャパ
ンさんほか多くの組織の協力を得て、クラウドDaaSの研究を推進しています。端末として
はインドで発売された「1800円の世界最低価格のパソコン」と「キンドルファイアー」な
どのタブレット端末をベースにしたクラウドDaaS/電子書籍主流の時代を実現していきた
いと考えています。

◇◇:クラウド電子掲示板研究
アバンセシステムさんの協力を得て「簡単サイネージ」の研究を推進しています。デジタ
ルサイネージ端末が自律動作し、コンテンツの調整や更新の業務運営も含めて検証を進め
ていく予定です。学内広報の充実とデジタルサイネージの設置・運営を簡単・容易にする
新デジタルサイネージシステムの実現を目指して研究を進めていきます。

■ 教員近況


◇◇山崎客員教授
9月にウイーンなどへ旅行しました。精神分析学者フロイトの自宅など、マニアックな見
学もしました。古い街並みでハイテクは目立ちませんが、便利に利用されていることが実
感できました。オーストリア国鉄は、日本からインターネットで切符が買え、プリントア
ウトでOKです。中部国際空港で、ずらりと並んだチェックインカウンターをみて、IT
機器を持つことが目的化している日本の現状に改めて疑問を感じた旅行でした。

◇◇吉田客員准教授
最近スマートフォンやタブレットの普及率が加速しております。私はiPhoneユーザですが、
色んなアプリをダウンロードができ、普段の生活においても非常に便利です。今後更にク
ラウド化が進むことにより、様々な可能性を発揮できると思います。ちなみに2歳の娘もi
Phone(YouTube)で毎日動画を見て喜んでます。

◇◇田村客員准教授
ここ1ヶ月ほど、咳や痰が頻繁に出るといった、風邪の症状が続き、体調が芳しくありま
せんでした。小さい子供が3人おり、上の2人が幼稚園児ということもあり、ぐるぐるロー
テーションしているのだろうと、大して気にも留めずに過ごしていました。ある晩、喘息
のような咳が一晩中止まらず、翌日病院へ行ったところ、最近世間でよく聞く、COPD(慢
性閉塞性疾患)と診断されました。大変怖い病気なので、現在喫煙者の方は十分にお気を
つけ下さい。

2011年10月12日水曜日

☆SUCCESマンスリー☆  vol.02   2011年11月号

_____/~\_____
____//∨\\____   お彼岸を過ぎたらあっという間に秋ですね。
___/                先日、栗を剥いていたら、出てきた虫に驚いて
__/     静岡大学         見事に椅子から転げ落ちました‥
_/   情報基盤センター   
/                      今月のメールマガジンも
━━━━━━━━━━━━━      実り多き記事で盛りだくさんです!
◆◇◆-------------------------------------------------------------------◆◇◆
☆SUCCESマンスリー☆  vol.02   2011年11月号
SUCCES : Shizuoka University Cloud Computing Eco System
◆◇◆-------------------------------------------------------------------◆◇◆
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ PICK UP!_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

・【ニュース】ISO27001 :2011年度サーベイランスに合格!
・【ニュース】Oracle OpenWorld in USA: 参加した大学院生永田さんの奮闘記
・【ニュース】台風15号による被害を回避した方法とは
・【イベント実績・予定】スケジューリング学会、発表の予定    他

■ 編集長からのメッセージ ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
編集長2号?こと長谷川です。本メルマガも第2号を発行することができました。
創刊号からわずか一月の間に読者は一気に98人へと拡大致しました。ご購読の皆様には御礼申し上げます。今月の最大トピックは何といっても9月26日、27日の2日間に渡り行われた年に1回のISMS(ISO27000)の定期審査でした。CIOをはじめセンタースタッフ総出演のISO審査は終日緊張の連続でした。おかげ様を持ちまして、不適合の指摘は1つもない上に、新しく情報企画室の6名を加えた適用範囲の拡充にも成功することができました。そしてさらに!!!本メルマガをグッドポイント(高評価)の1つに加えて頂けたことはなんともドラマティックな結末で嬉しかったです。認証9年目に向けてセキュリティの維持・向上の努力をスタッフ一丸となって継続して参りたいと思います。

【ISMS審査における本メルマガの評価 抜粋 JACO審査機関】
縁の下の力持ち的存在である情報基盤センターの活動がますます重要性を増しているにも関わらずなかなか全学に伝わらないという悩みを解消するため、メールマガジンを創刊されました。中でも今後の情報基盤更新の取組予定、目指す方向を公表し、それに対する問い合わせを可能にして問題意識の共有を図っておられる点が評価されます。

■ ニュース ━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇9月21日 BCP:大型台風長期停電でもクラウド情報基盤は全く影響を受けず!大型の台風15号が日本列島を横断し全国各地で大きな被害が発生しました。本学の情報基盤への影響としては、静岡キャンパスで2回の瞬時停電のあと、約10時間の長期全停電が発生しました。従来ですと全てのサーバやパソコンが停止してしまいましたが、サーバの全面クラウド化により約250台のクラウドサーバは全く影響をうけずに動作を継続していたことが確認できました。改めて全面クラウド化の威力に気付かされた出来事でした。

◇◇9月26~27日、ISO27001 :2011年度サーベイランスに合格!2003年11月の初回認証取得から8年に渡りISMS(Information Security ManagementSystem)の認証継続を行って来ました。今年度の良好な審査結果を得ることができ、束の間ホッとしているというのが本音です。これから次年度の更新審査へ向けて日々の取り組みを着実に遂行して行く決意を新たにして行きたいと思います。本学の情報基盤は[クラウド全学推進]と[ISMS運用活動]が両天秤に乗ってバランスしています。ISMSは、受動的作業に陥りがちなセキュリティ活動を、能動的な活動に変化させることができます。

◇◇10月2~7日 オラクルオープンワールド2011 in USA:静岡大学工学研究科大学院生永田正樹さんが参加!:「静岡大学クラウド情報基盤システム」が教育・研究部門情報システム分野の「世界一:GlobalNo.1」に!
こんにちは。事業開発マネジメント専攻2年の永田です。10月2日~6日の日程で米国サンフランシスコ市にて開催された首記へ参加して来ました。市内の会場には世界中から45,000人を超える参加者となりました。なかでも今回の目玉は「静岡大学クラウド情報基盤)」の適用事例紹介でした。教育・研究部門世界一の適用効果が取り上げられました。オラクル シニアディレクターの方から「貴学の事例にお礼と敬意を表する」旨、コメントを頂きました。他にも多数のオラクルの最新技術など見所満載でした。初めての海外視察でしたので戸惑いもありましたが充実したものとなりました。詳細は下記を参照ください。
永田さん奮闘記
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201111/oracle/
オラクルオープンワールド2011公式サイトhttp://www.oracle.com/openworld/register/packages/index.html?src=7013425&Act=226

◇◇e-CC(e-コミュニケーション・コンソーシアム:電子出版推進組織:URL:http://e-cc.asia/ )の9月号メルマガで、「静大クラウドをストリーミング配信に使用し好結果を得た」という記事が掲載されました。

◇◇2011/10/4~2011/10/8 CEATEC JAPAN2011(幕張メッセ)が開催され三菱電機インフォメーションテクノロジー(株)にて「サーバグリーンITハンドブック」が作成されました。ハンドブック内に長谷川副センター長の「クラウドを利用したエコキャンパスの実現」と題する原稿が記載され会場にて配布されました。
http://www.ceatec.com/2011/ja/index.html

■ イベント実績 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………     

◇◇9月24~25日 スケジューリング学会シンポジュームにて発表が多数ありました
** 八巻特任教授(スケジューリング学会会長):基調講演「クラウドコンピューティング時代と情報基盤、パネルディスカッション「ソフトウェア開発におけるプロジェクトスケジューリング」
** 八巻特任教授・水野客員教授:一般講演「制約を考慮したTSPモデルの一考察」
** 静岡大学より金子教授・長谷川副センター長・瀬野教授・八卷特任教授:一般講演「クラウドを用いた大規模安否情報システムの構築と運用」
** 坂田客員准教授:ベンダーセッション「静岡大学クラウド情報基盤を実現するJACCサービスについて」(パンフレット掲載順)
http://www.scheduling.jp/symposium/2011/

◇◇10月7日から10日第65回日本臨床眼科学会が東京国際フォーラムで開催され、青島客員准教授が参加されました。
http://www.congre.co.jp/ringan2011/index.html

■ イベント予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇10月21日 全国情報系センター長会議(宮崎大学)にて長谷川副センター長が「ISMSからクラウド情報基盤への展開」の基調講演を行います。
http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/kaigi/index.html

◇◇10月26日 株式会社日本環境認証機構(JACO)東京セミナールームにて長谷川副センター長が「クラウドコンピューティングとISMS」と題する講演を行います。

◇◇11月10日 CAUA(CTCアカデミックユーザアソシエーション主催研究会・フォーラム(東京・四谷・主婦会館)にて井上副センター長が「クラウドは次のステップへ~来るべき『アカデミック・クラウド2.0』を考える~」と題する基調講演を行います。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua

◇◇11月12日 日本経営工学会(岩手にて)八卷特任教授が「経営工学ビジョン2050」にパネラーで参加します。パネルは大震災に経営工学ができることですので、静岡大学情報基盤を紹介します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月18日から20日 第24回日本リスク研究学会年次大会(静岡大学浜松キャンパス)に長谷川副センター長が「海外設置クラウドを用いた大規模安否情報システムの性能評価と課題」と「クラウド情報基盤」と題する2件のポスターセッションを行います。また、実行委員としても参加されます。
http://www.sra-japan.jp/SRAJ2011HP/

◇◇11月29日 横幹連合カンファレンス(約40学会連合体)にて八卷特任教授が「災害に強い情報基盤」と題する講演を行います。http://www.trafst.jp/conf2011/index.html#schedule

◇◇11月30日 Internetweek2011にて長谷川副センター長が「3.11から考えるディザスタリカバリ ~ 震災とクラウド情報基盤 ~」と題する講演を行います。
https://internetweek.jp/

(静岡大学工学部ニュースレター「はまかぜ」19号(12月)に長谷川副センター長の安否確認システムの記事が載ります。)

■ 研究開発状況・予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……

◇◇ユニヴァーサルデザイン検証&開発:10月6日に研究会議開催
藤岡先生から静岡キャンパス実習室1と図書館を使用して実施した「理論と情報特論Ⅳ」の実施内容と学生に好評で、大きな成果をあげたと報告がありました。UDのソフトは健常者の操作が必要、利用開始までの操作が複雑、コストが高いなど課題が多く身近でいつでも利用できる環境の実現を目標に検証を進めていきます。また、専門家が障害の状態を把握して適切な補助ツールを紹介しやすくするための検証も進めていくことになりました。

◇◇クラウドコクピット研究開発状況:研究開発項目 検討開始
情報基盤センター 中央管制室(静岡キャンパス)で学内LANを監視しているSUCCESコクピット。今後の研究開発項目として、「学内公開」「部局管理機器とアカウント管理」「統計情報表示」など含め、その他にも数多くの項目が考えられます。当初予定した研究連携含め、現在年度計画の見直しと優先項目の選定を進めているところです。

◇◇WEB-TV会議システムの導入を検証:現在検証中!
WEB-TV会議システムの導入にあたっては、利用部門の合意を得ることが必要であり、操作が簡単であることは当然ですが、特に学内各所へ設置されている既存の専用TV会議システムの接続が求められます。また、トラブル対応を軽減するため、電話対応サポート(できれば24時間対応)も必須です。これらを勘案すると、対応可能なASPサービスも絞られ、現在、無料体験サービスを利用して検証を進めています。

■ 教員近況 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇戸部客員教授
震災、原発事故から半年が過ぎた茨城県に6才の息子と行ってきました。昨年同様に那珂湊魚市場の秋刀魚や、筑波山の麓の新米を味わってきました。風評被害が広がらないよう願っております。

◇◇森客員教授
e-コミュニケーション・コンソーシアム(e-CC)と連携して、当情報基盤センターのクラウドサーバを利用した実験が順調に進んでいますのでこの報告。また、Facebookの効用について、俳句、短歌、音楽などの趣味だけでなく、政治経済、科学技術など幅広く友達間でコミュニケーションを交流している体験記。
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201111/mori.htm

◇◇水野客員准教授
専門学校で指導しているクラブ活動が、静岡新聞に紹介されました。クラウド研究室ということで学生の取組が載っています。僕は写真に後頭部が写っています。それから我が家に猫が一匹増えました。真っ黒です。名前をこだまといいます。これで猫は3匹目です。がんばります。

◇◇八巻教授
本年もクラウド関連の講演が続きました。現在はスケジューリング学会の基調講演が終わりほっとしているところです。11月初旬に岩手に行ってきます。現実に被災地の大学などに支援ができるよう、知見を得てこようと考えております。最近技術士会と経営工学会で、被災地視察に訪れましたが、彼の地ではハードとお金の支援ばかりで、知恵の支援が渇望されているようです。

■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

こんにちは。編集員その2、関です。創刊号の後、ありがたいことに多くの購読希望メールを頂きました。嬉しいと同時に、慣れない作業にてんてこ舞っています。まだまだ未熟者ですが、生温かい目で見守っていただけたら幸いです。また、今月から、バックナンバーを気軽に見ていただけるようにブログも開設いたしました。よろしければ下記URLをご参照ください。それではまた来月。

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【SUCCESマンスリーマガジン】

発 行 日:毎月第2水曜日発行(休刊:祝日、年末年始など)
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電話:054-238-4683
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■ 編集長からのメッセージ

編集長2号?こと長谷川です。本メルマガも第2号を発行することができました。創刊号からわずか一月の間に読者は一気に97人へと拡大致しました。ご購読の皆様には御礼申し上げます。今月の最大トピックは何といっても9月26日、27日の2日間に渡り行われた年に1回のISMS(ISO27000)の定期審査でした。CIOをはじめセンタースタッフ総出演のISO審査は終日緊張の連続でした。おかげ様を持ちまして、不適合の指摘は1つもない上に、新しく情報企画室の6名を加えた適用範囲の拡充にも成功することができました。
そしてさらに!!!本メルマガをグッドポイント(高評価)の1つに加えて頂けたことはなんともドラマティックな結末で嬉しかったです。認証9年目に向けてセキュリティの維持・向上の努力をスタッフ一丸となって継続して参りたいと思います。

【ISMS審査における本メルマガの評価 抜粋 JACO審査機関】
縁の下の力持ち的存在である情報基盤センターの活動がますます重要性を増しているにも関わらずなかなか全学に伝わらないという悩みを解消するため、メールマガジンを創刊されました。中でも今後の情報基盤更新の取組予定、目指す方向を公表し、それに対する問い合わせを可能にして問題意識の共有を図っておられる点が評価されます。

■ ニュース

◇◇9月21日 BCP:大型台風長期停電でもクラウド情報基盤は全く影響を受けず!
大型の台風15号が日本列島を横断し全国各地で大きな被害が発生しました。本学の情報基盤への影響としては、静岡キャンパスで2回の瞬時停電のあと、約10時間の長期全停電が発生しました。従来ですと全てのサーバやパソコンが停止してしまいましたが、サーバの全面クラウド化により約250台のクラウドサーバは全く影響をうけずに動作を継続していたことが確認できました。改めて全面クラウド化の威力に気付かされた出来事でした。

◇◇9月26~27日、ISO27001 :2011年度サーベイランスに合格!
2003年11月の初回認証取得から8年に渡りISMS(Information Security Management System)の認証継続を行って来ました。今年度の良好な審査結果を得ることができ、束の間ホッとしているというのが本音です。これから次年度の更新審査へ向けて日々の取り組みを着実に遂行して行く決意を新たにして行きたいと思います。本学の情報基盤は[クラウド全学推進]と[ISMS運用活動]が両天秤に乗ってバランスしています。ISMSは、受動的作業に陥りがちなセキュリティ活動を、能動的な活動に変化させることができます。

◇◇10月2~7日 オラクルオープンワールド2011 in USA:静岡大学工学研究科大学院生 永田正樹さんが参加!:「静岡大学クラウド情報基盤システム」が教育・研究部門情報システム分野の「世界一:GlobalNo.1」に!
こんにちは。事業開発マネジメント専攻2年の永田です。10月2日~6日の日程で米国サンフランシスコ市にて開催された首記へ参加して来ました。市内の会場には世界中から45,000人を超える参加者となりました。なかでも今回の目玉は「静岡大学クラウド情報基盤)」の適用事例紹介でした。教育・研究部門世界一の適用効果が取り上げられました。オラクル シニアディレクターの方から「貴学の事例にお礼と敬意を表する」旨、コメントを頂きました。他にも多数のオラクルの最新技術など見所満載でした。初めての海外視察でしたので戸惑いもありましたが充実したものとなりました。詳細は下記を参照ください。
永田さん奮闘記
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201111/oracle/

オラクルオープンワールド2011公式サイトhttp://www.oracle.com/openworld/register/packages/index.html?src=7013425&Act=226

◇◇e-CC(e-コミュニケーション・コンソーシアム:電子出版推進組織:URL: http://e-cc.asia/ )の9月号メルマガで、「静大クラウドをストリーミング配信に使用し好結果を得た」という記事が掲載されました。

◇◇2011/10/4~2011/10/8 CEATEC JAPAN2011(幕張メッセ)が開催され三菱電機インフォメーションテクノロジー(株)にて「サーバグリーンITハンドブック」が作成されました。ハンドブック内に長谷川副センター長の「クラウドを利用したエコキャンパスの実現」と題する原稿が記載され会場にて配布されました。
http://www.ceatec.com/2011/ja/index.html

■ イベント実績

◇◇9月24~25日 スケジューリング学会シンポジュームにて発表が多数ありました
** 八巻特任教授(スケジューリング学会会長):基調講演「クラウドコンピューティング時代と情報基盤、パネルディスカッション「ソフトウェア開発におけるプロジェクトスケジューリング」
** 八巻特任教授・水野客員教授:一般講演「制約を考慮したTSPモデルの一考察」
** 静岡大学より金子教授・長谷川副センター長・瀬野教授・八卷特任教授:一般講演「クラウドを用いた大規模安否情報システムの構築と運用」
** 坂田客員准教授:ベンダーセッション「静岡大学クラウド情報基盤を実現するJACCサービスについて」(パンフレット掲載順)
http://www.scheduling.jp/symposium/2011/

◇◇10月7日から10日第65回日本臨床眼科学会が東京国際フォーラムで開催され、青島客員准教授が参加されました。
http://www.congre.co.jp/ringan2011/index.html

■ イベント予定

◇◇10月21日 全国情報系センター長会議(宮崎大学)にて長谷川副センター長が「ISMSからクラウド情報基盤への展開」の基調講演を行います。
http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/kaigi/index.html

◇◇10月26日 株式会社日本環境認証機構(JACO)東京セミナールームにて長谷川副センター長が「クラウドコンピューティングとISMS」と題する講演を行います。

◇◇11月10日 CAUA(CTCアカデミックユーザアソシエーション主催研究会・フォーラム(東京・四谷・主婦会館)にて井上副センター長が「クラウドは次のステップへ~来るべき『アカデミック・クラウド2.0』を考える~」と題する基調講演を行います。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua

◇◇11月12日 日本経営工学会(岩手にて)八卷特任教授が「経営工学ビジョン2050」にパネラーで参加します。パネルは大震災に経営工学ができることですので、静岡大学情報基盤を紹介します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月18日から20日 第24回日本リスク研究学会年次大会(静岡大学浜松キャンパス)に長谷川副センター長が「海外設置クラウドを用いた大規模安否情報システムの性能評価と課題」と「クラウド情報基盤」と題する2件のポスターセッションを行います。また、実行委員としても参加されます。
http://www.sra-japan.jp/SRAJ2011HP/

◇◇11月29日 横幹連合カンファレンス(約40学会連合体)にて八卷特任教授が「災害に強い情報基盤」と題する講演を行います。
http://www.trafst.jp/conf2011/index.html#schedule

◇◇11月30日 Internetweek2011にて長谷川副センター長が「3.11から考えるディザスタリカバリ ~ 震災とクラウド情報基盤 ~」と題する講演を行います。
https://internetweek.jp/

(静岡大学工学部ニュースレター「はまかぜ」19号(12月)に長谷川副センター長の安否確認システムの記事が載ります。)

■ 研究開発状況・予定

◇◇ユニヴァーサルデザイン検証&開発:10月6日に研究会議開催
藤岡先生から静岡キャンパス実習室1と図書館を使用して実施した「理論と情報特論Ⅳ」の実施内容と学生に好評で、大きな成果をあげたと報告がありました。UDのソフトは健常者の操作が必要、利用開始までの操作が複雑、コストが高いなど課題が多く身近でいつでも利用できる環境の実現を目標に検証を進めていきます。また、専門家が障害の状態を把握して適切な補助ツールを紹介しやすくするための検証も進めていくことになりました。

◇◇クラウドコクピット研究開発状況:研究開発項目 検討開始
情報基盤センター 中央管制室(静岡キャンパス)で学内LANを監視しているSUCCESコクピット。今後の研究開発項目として、「学内公開」「部局管理機器とアカウント管理」「統計情報表示」など含め、その他にも数多くの項目が考えられます。当初予定した研究連携含め、現在年度計画の見直しと優先項目の選定を進めているところです。

◇◇WEB-TV会議システムの導入を検証:現在検証中!
WEB-TV会議システムの導入にあたっては、利用部門の合意を得ることが必要であり、操作が簡単であることは当然ですが、特に学内各所へ設置されている既存の専用TV会議システムの接続が求められます。また、トラブル対応を軽減するため、電話対応サポート(できれば24時間対応)も必須です。これらを勘案すると、対応可能なASPサービスも絞られ、現在、無料体験サービスを利用して検証を進めています。

■ 教員近況

◇◇戸部客員教授震災、原発事故から半年が過ぎた茨城県に6才の息子と行ってきました。昨年同様に那珂湊魚市場の秋刀魚や、筑波山の麓の新米を味わってきました。風評被害が広がらないよう願っております。◇◇森客員教授e-コミュニケーション・コンソーシアム(e-CC)と連携して、当情報基盤センターのクラウドサーバを利用した実験が順調に進んでいますのでこの報告。また、Facebookの効用について、俳句、短歌、音楽などの趣味だけでなく、政治経済、科学技術など幅広く友達間でコミュニケーションを交流している体験記。
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201111/mori.htm

◇◇水野客員准教授専門学校で指導しているクラブ活動が、静岡新聞に紹介されました。クラウド研究室ということで学生の取組が載っています。僕は写真に後頭部が写っています。それから我が家に猫が一匹増えました。真っ黒です。名前をこだまといいます。これで猫は3匹目です。

◇◇八巻教授本年もクラウド関連の講演が続きました。現在はスケジューリング学会の基調講演が終わりほっとしているところです。11月初旬に岩手に行ってきます。現実に被災地の大学などに支援ができるよう、知見を得てこようと考えております。最近技術士会と経営工学会で、被災地視察に訪れましたが、彼の地ではハードとお金の支援ばかりで、知恵の支援が渇望されているようです。

2011年9月15日木曜日

☆SUCCESマンスリー☆  vol.01   2011年10月号+前期総集編

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__/      静岡大学   
_/   情報基盤センター
/         
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静岡大学情報基盤センター 月刊メールマガジン 創刊号!
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☆SUCCESマンスリー☆  vol.01   2011年10月号+前期総集編
SUCCES:Shizuoka University Cloud Computing Eco System
◆◇◆-------------------------------------------------------------------◆◇◆
このメルマガは、静岡大学情報基盤センターが発行する月刊メールマガジンです。本メ
ルマガは、情報基盤センター所属の教職員、学生の皆さん、およびご協力いただいている
企業の皆様、共同研究いただいている大学・研究所の皆様など会員登録をしていただいて
いる方々へお送りしています。この場をお借りしまして、ご登録いただきましたことを厚
く御礼申し上げます。今回は創刊号ですので、2011年前期のトピックと9月~10月の話題
をお届けいたします。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
下記項目をお知らせしていきます。当該項目が無い場合はスキップされます。
・編集長からのメッセージ… 編集長からのご連絡
・メルマガニュース………… 最新のメルマガニュース(イベント、受賞、顕彰など)
・各種発表・講演…………… 学会発表・講演実績と予定
・イベント予定……………… 9月~の静岡大学・情報基盤の主要予定
・お祝い……………………… 結婚・出産・入学・卒業など。1親等: 両親・お子様。
・おくやみ ………………… 「おくやみ」。1親等: 両親・お子様。
・研究・開発状況・予定…… 進捗やトピック
・教員近況…………………… リレー形式で。編集者から投稿依頼。添付参照。
・編集後記…………………  編集者のコメント

■ 編集長からのメッセージ ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
編集長1、こと井上です。本マガジンには編集長が2人います。編集長2は長谷川副セン
ター長です。本マガジンは今回が記念すべき創刊号です。創刊の背景はいくつか有ります
が、一番は関係者の皆さんの多くの以下の様なご意見です。「情報基盤機構/センターで
は客員教員が13人に増え、それに伴い研究範囲・領域が急拡大している様です。またク
ラウドなどで積極的な活動が行われています。しかし、その全容がなかなか分からないの
が現実の気がします。そういうわけで、是非定期的に活動内容や今後の予定などを知らせ
ていただける手段を考えてください」。以上のご要望に応え、マンスリーメールマガジン
を発行することにしました。初代の編集委員は浜松キャンパスの淺野さんと、静岡キャン
パスの関さんです。交互に編集を実施していただきます。記事につきましては編集長、編
集委員の取材に加え、SNS(VSS「メルマガ投稿」)の投稿も重視しますので、是非
積極的な投稿をお願いします。できるだけ長く継続的に発行を行いたいと考えております
ので、内容についてのご意見、ご要望を遠慮なくお寄せください。(編集長1=井上副セ
ンター長)


■ ニュース (前期総集編)━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
今回は2011年4月~9月の前期トピックをお知らせします。

◇◇6月 「静岡大学クラウド情報基盤SUCCES」が「クラウドアワード2011」ユーザ部門
の「準グランプリ」を大学としては初めて受賞しました。
http://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=765

◇◇6月 第一回クラウドコンピューティング研究会を静岡キャンパスで開催しました。
全国の大学や企業の方々など80名以上の参加があり大盛況でした。

◇◇8月 10月に米国サンフランシスコ市で開催されるOracle OpenWorld in USAで「静岡
大学クラウド情報基盤システム」が教育・研究部門情報システム事例の「世界一:Global
No.1」に選定され、大きなバナーが会場に展示されます。
http://www.oracle.com/openworld/register/packages/index.html?src=7013425&Act=226

◇◇8月 「事務用主要システム」の焼津のプライベートクラウドセンター移設が完了し
ました。大学での事務用システムの全面的クラウド化は国内でも初めてです。これにより、
東海地震などの大災害時でも情報システムが停止する確率がきわめて小さくなりました。
また、キャンパスの定期停電などでも停止することが無くなりました。

◇◇9月 静岡大学でのパブリッククラウドサーバの活用台数が200台を超えました。大学
でのパブリック使用台数としては国内はもとより、世界でも最も多い活用記録になりまし
た。

◇◇9月7日 「情報戦略委員会」が静岡キャンパス本部大会議室で開催されました。情報
戦略推進計画の検討、アンケート結果の集計などの報告が行われました。


■ 各種発表・講演 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇7月5日 山﨑客員教授が(ASIS2011:クラウドASP・SaaSイノベーション・シンポジウ
ムパネルディスカッション)に登壇して静大クラウドを大いにアピールしました。その結
果は日経産業新聞全国版フォーラム2011に大きく掲載されました。
http://ps.nikkei.co.jp/asis2011/panel.html

◇◇7月8日 東京ビッグサイトで開催された「教育ITソリューションEXPO」にて井上副セ
ンター長が大学や研究所の今後のクラウド情報基盤についての基調講演を行いました。会
場の大会議室は満席・立見がでる盛況で、関心の高さを伺うことができました。
http://www.edix-expo.jp/ja/About-EDIX/Photo-Highlight/

◇◇7月13日 東芝の研修センターにて長谷川副センター長が「クラウド情報基盤および
その上で動作する様々なシステム」について講義を行いました。東芝の若手中堅技術者が
多数受講し、大変高い評価を得ました。

◇◇8月22日 日経産業新聞全国版に静岡大学の「安否情報システム」「環境モニタリン
グシステム」などの紹介記事が掲載されました。

◇◇8月27日 東京恵比寿のスバルビル大会議室で開催された「PMI-JAPAN」の定例セミ
ナーにおいて井上副センター長が2時間30分にわたり「大災害時の情報BCP」について講演
を行いました。
http://www.pmi-japan.org/event/open_seminar/monthly/2011_06_26_monthly_seminar_201108.php

◇◇9月9日 情報処理学会主催のCLE研究会(函館)にて長谷川副センター長が静岡大学で
実現している様々なシステムについて講演を行いました。
http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2011/

■ イベント予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇9月15日・16日 情報系センター研究会(三重大学)に長谷川副センター長と高橋技
術専門員が参加する予定です。
http://www.cc.mie-u.ac.jp/cc/ipc2011/

◇◇9月24日・25日 スケジューリング学会(大阪)長谷川副センター長、八卷特任教授、
水野客員准教授が参加、および発表を行う予定です。八卷先生が基調講演を行います。
http://www.scheduling.jp/symposium/2011/

◇◇9月26日・27日 「ISMS定期サーベイランス」を受査する予定です。

◇◇11月10日 CAUA(CTCアカデミックユーザアソシエーション主催研究会・フォーラム
(東京・四谷・主婦会館)にて井上副センター長が「クラウドは次のステップへ~来るべき
『アカデミック・クラウド2.0』を考える~」と題する基調講演を行います。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua

◇◇11月12日 日本経営工学会(岩手にて)八卷特任教授が「経営工学ビジョン2050」に
パネラーで参加します。パネルは大震災に経営工学ができることですので、静岡大
学情報基盤を紹介します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月29日 横幹連合カンファレンス(約40学会連合体)にて八卷特任教授が「災害
に強い情報基盤」と題する講演を行います。
http://www.trafst.jp/conf2011/index.html#schedule

■ 研究開発状況・予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……
今月号では、後期に向けた研究開発項目と予定をお知らせします。今回は総集編なので、
少し長くなりますが興味が有る部分だけチェックしてみてください。いずれも2014年の情
報基盤更新に向けての研究・開発です。取りまとめ者の名称をカッコで示します。詳細の
問い合わせが可能です。

◇◇[1] メールのクラウド化:(井上)(高橋)
SA-Cloudプロジェクト
SA-Cloudとして本学のメールをパブリッククラウド化するために研究・研究を行っていま
す。CTC製のA-Cloudを実際に使用しその性能、機能を検証します。併せて、「生涯
メール機能」「添付ファイル容量無制限機能」をベンダーと共同開発していく予定です。
これらが実現されますと、アカデミック組織で要求される全てのニーズを満足するシステ
ムになる予定です。

◇◇[2]クラウドサービスベンチマークサイト開発運用:(水野)(関)
CCITプロジェクト
国内外のクラウド仮想サーバサービス、約50種類を実際に借用してそれらのパフォーマン
スを実時間で評価中です。測定項目は応答性(PING)、処理性(姫野ベンチ)、年間
稼働率、費用など多岐にわたっています。さらに、クラウドで動作している実際のサイト
を収集し検証しています。これらの結果を公開し、ユーザニーズを瞬時に検索・決定でき
るインターネットサイトを10月に世界中に公開します。これにより、ユーザはニーズに最
も合致したクラウドを容易に選択可能になります。クラウド不朽の強力な推進エンジンと
して内外から注目が集まっている重要プロジェクトです。

◇◇[3]アドバンストクラウド電子掲示板:(山﨑)(永田)
SA_デジタルクラウドサイネージシステム(Shizuoka University Adnvanced Digital Clo
ud Signage System)
超低価格で、動画も表示できる電子掲示板システムです。1台のモニターに1台のクラウド
サーバを対応させます。受信は新規に開発する組み込むソフトによる小型PCで実施しま
す。学内に限らず通信回線が存在する場所、例えば駅前の地下道壁面など、どこにでも最
高機能の電子掲示板を最少費用で設置出来ます。

◇◇[4]指静脈機能性能拡張・運用拡大検証:(高田)(戸部)
共通教育L棟に設置して有る指静脈認証フロアドアの対象者はこれまで教職員のみでした。
これを学生全員に拡張する検証を実施します。1台の認証装置の最大記憶人数は1000人で
したが、新型CPUにより10000人まで可能になります。入退室の完全生体認証化が実現
できます。

◇◇[5]ユニヴァーサルデザイン検証&開発:(山﨑)(藤岡)
後期より、総勢7人で、ユニヴァーサルソフトの追加調達、および検証を実施します。ま
た実際の対象者にも参加していただく予定です。バリアーの無い大学を目指しています。

◇◇[6]認証統合:(長谷川)
現在大学内は様々なシステムが存在し、それらは個別の認証を行っています。これは利用
者には混乱を与えるだけでなく情報セキュリティ管理の観点からも早急な改善が必要です。
全学プロジェクトとして認証の統合推進を実施しています

◇◇[7]WEB-TV会議検証:(鈴木利、八木)
本学のTV会議システムの老朽化が進んでおり、機器の故障などがしばしば報告されてい
ます。従来のTV会議システムは高性能ですが、高価でかつ可用性が低いと言えます。こ
れに対し近年はWEBベースの低価格な相互通信方式が増え、かつそのサービスは非常に
低価格になってきています。そこで各種のWEBサービスを検証し、今後の情報基盤への
適用を進めています。

◇◇[8]グローバルBCP検証・システム開発:(高田)
3月11日に発生した、東日本大震災では国内にあるクラウドサイトにも影響を及ぼしまし
た。幸い本学には波及しませんでしたが、国内に存在するデータセンターベースのクラウ
ドサービスのみでは大災害脆弱と言わざるを得ません。従いまして米国、シンガポール、
アイルランドなど海外の信頼できるサイトへのシステム、データの周期退避システムを開
発中です。


■ 教員近況 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇井上副センター長
7月13日から22日、姪の結婚式でフランスに行ってきました。アルベールビル、リヨン、
パリ、ノルマンディなどをミーハーで観光してきました。一番困ったのは、ほとんど英語
が通じなかったことです。フランス人は英語が嫌いなのかもしれません。ルーブル美術館
でスリに会い「トホホ!」でした。

◇◇長谷川副センター長
先日、国立情報学研究所(NII)の次期学術情報ネットワーク(SINET5)に関する作業部会
の委員を仰せつかりました。大変名誉なことと思っていますが責任も重大です。全国の大
学に均等な学術情報ネットワークサービスの実現を目指したいと思います。


■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
☆☆☆ 祝!記念すべき創刊号 ☆☆☆
編集委員の淺野みさきです。情報基盤センター浜松オフィスに勤務しています。この夏は
クラウドアワード2011準グランプリ受賞ということで「クラウドうちわ」を作成しました。
実習室で先生方や学生が使っている姿を見て、節電対策になっていると思うと嬉しくなっ
てしまう単純な私です。どうぞ宜しくお願いいたします。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「SUCCESマンスリーマガジン」もご期待ください。

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【SUCCESマンスリーマガジン】
発 行 日:毎月第2水曜日発行(休刊:祝日、年末年始など)
発行開始日:2011年9月15日
ご意見ご感想はこちらまで ciimaga@ipc.shizuoka.ac.jp
本メールマガジンの解除はこちらから ciimaga@ipc.shizuoka.ac.jp
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【発行元】
国立大学法人 静岡大学 情報基盤センター
SUCCESマンスリーマガジン編集局
静岡市駿河区大谷836(〒422-8529)
電話:054-238-4683
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※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。
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Copyright(C) 静岡大学情報基盤センター All rights reserved.
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■ 編集長からのメッセージ

編集長1、こと井上です。本マガジンには編集長が2人います。編集長2は長谷川副セン
ター長です。本マガジンは今回が記念すべき創刊号です。創刊の背景はいくつか有ります
が、一番は関係者の皆さんの多くの以下の様なご意見です。「情報基盤機構/センターで
は客員教員が13人に増え、それに伴い研究範囲・領域が急拡大している様です。またク
ラウドなどで積極的な活動が行われています。しかし、その全容がなかなか分からないの
が現実の気がします。そういうわけで、是非定期的に活動内容や今後の予定などを知らせ
ていただける手段を考えてください」。以上のご要望に応え、マンスリーメールマガジン
を発行することにしました。初代の編集委員は浜松キャンパスの淺野さんと、静岡キャン
パスの関さんです。交互に編集を実施していただきます。記事につきましては編集長、編
集委員の取材に加え、SNS(VSS「メルマガ投稿」)の投稿も重視しますので、是非
積極的な投稿をお願いします。できるだけ長く継続的に発行を行いたいと考えております
ので、内容についてのご意見、ご要望を遠慮なくお寄せください。(編集長1=井上副セ
ンター長)

■ ニュース (前期総集編

今回は2011年4月~9月の前期トピックをお知らせします。
◇◇6月 「静岡大学クラウド情報基盤SUCCES」が「クラウドアワード2011」ユーザ部門
の「準グランプリ」を大学としては初めて受賞しました。
http://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=765

◇◇6月 第一回クラウドコンピューティング研究会を静岡キャンパスで開催しました。
全国の大学や企業の方々など80名以上の参加があり大盛況でした。

◇◇8月 10月に米国サンフランシスコ市で開催されるOracle OpenWorld in USAで「静岡
大学クラウド情報基盤システム」が教育・研究部門情報システム事例の「世界一:Global
No.1」に選定され、大きなバナーが会場に展示されます。
http://www.oracle.com/openworld/register/packages/index.html?src=7013425&Act=226

◇◇8月 「事務用主要システム」の焼津のプライベートクラウドセンター移設が完了し
ました。大学での事務用システムの全面的クラウド化は国内でも初めてです。これにより、
東海地震などの大災害時でも情報システムが停止する確率がきわめて小さくなりました。
また、キャンパスの定期停電などでも停止することが無くなりました。

◇◇9月 静岡大学でのパブリッククラウドサーバの活用台数が200台を超えました。大学
でのパブリック使用台数としては国内はもとより、世界でも最も多い活用記録になりまし
た。

◇◇9月7日 「情報戦略委員会」が静岡キャンパス本部大会議室で開催されました。情報
戦略推進計画の検討、アンケート結果の集計などの報告が行われました。

■ 各種発表・講演

◇◇7月5日 山﨑客員教授が(ASIS2011:クラウドASP・SaaSイノベーション・シンポジウ
ムパネルディスカッション)に登壇して静大クラウドを大いにアピールしました。その結
果は日経産業新聞全国版フォーラム2011に大きく掲載されました。
http://ps.nikkei.co.jp/asis2011/panel.html

◇◇7月8日 東京ビッグサイトで開催された「教育ITソリューションEXPO」にて井上副セ
ンター長が大学や研究所の今後のクラウド情報基盤についての基調講演を行いました。会
場の大会議室は満席・立見がでる盛況で、関心の高さを伺うことができました。
http://www.edix-expo.jp/ja/About-EDIX/Photo-Highlight/

◇◇7月13日 東芝の研修センターにて長谷川副センター長が「クラウド情報基盤および
その上で動作する様々なシステム」について講義を行いました。東芝の若手中堅技術者が
多数受講し、大変高い評価を得ました。

◇◇8月22日 日経産業新聞全国版に静岡大学の「安否情報システム」「環境モニタリン
グシステム」などの紹介記事が掲載されました。

◇◇8月27日 東京恵比寿のスバルビル大会議室で開催された「PMI-JAPAN」の定例セミ
ナーにおいて井上副センター長が2時間30分にわたり「大災害時の情報BCP」について講演
を行いました。
http://www.pmi-japan.org/event/open_seminar/monthly/2011_06_26_monthly_seminar_2
01108.php

◇◇9月9日 情報処理学会主催のCLE研究会(函館)にて長谷川副センター長が静岡大学で
実現している様々なシステムについて講演を行いました。
http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2011/

■ イベント予定

◇◇9月15日・16日 情報系センター研究会(三重大学)に長谷川副センター長と高橋技
術専門員が参加する予定です。
http://www.cc.mie-u.ac.jp/cc/ipc2011/

◇◇9月24日・25日 スケジューリング学会(大阪)長谷川副センター長、八卷特任教授、
水野客員准教授が参加、および発表を行う予定です。八卷先生が基調講演を行います。
http://www.scheduling.jp/symposium/2011/

◇◇9月26日・27日 「ISMS定期サーベイランス」を受査する予定です。

◇◇11月10日 CAUA(CTCアカデミックユーザアソシエーション主催研究会・フォーラム
(東京・四谷・主婦会館)にて井上副センター長が「クラウドは次のステップへ~来るべき
『アカデミック・クラウド2.0』を考える~」と題する基調講演を行います。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua

◇◇11月12日 日本経営工学会(岩手にて)
八卷特任教授が「経営工学ビジョン2050」にパネラーで参加します。
パネルは大震災に経営工学ができることですので、静岡大学情報基盤を紹介します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月29日 横幹連合カンファレンス(約40学会連合体)にて八卷特任教授が「災害
に強い情報基盤」と題する講演を行います。
http://www.trafst.jp/conf2011/index.html#schedule

■ 研究開発状況・予定

今月号では、後期に向けた研究開発項目と予定をお知らせします。今回は総集編なので、
少し長くなりますが興味が有る部分だけチェックしてみてください。いずれも2014年の情
報基盤更新に向けての研究・開発です。取りまとめ者の名称をカッコで示します。詳細の
問い合わせが可能です。

◇◇[1] メールのクラウド化:(井上)(高橋)
SA-Cloudプロジェクト
SA-Cloudとして本学のメールをパブリッククラウド化するために研究・研究を行っていま
す。CTC製のA-Cloudを実際に使用しその性能、機能を検証します。併せて、「生涯
メール機能」「添付ファイル容量無制限機能」をベンダーと共同開発していく予定です。
これらが実現されますと、アカデミック組織で要求される全てのニーズを満足するシステ
ムになる予定です。

◇◇[2]クラウドサービスベンチマークサイト開発運用:(水野)(関)
CCITプロジェクト
国内外のクラウド仮想サーバサービス、約50種類を実際に借用してそれらのパフォーマン
スを実時間で評価中です。測定項目は応答性(PING)、処理性(姫野ベンチ)、年間
稼働率、費用など多岐にわたっています。さらに、クラウドで動作している実際のサイト
を収集し検証しています。これらの結果を公開し、ユーザニーズを瞬時に検索・決定でき
るインターネットサイトを10月に世界中に公開します。これにより、ユーザはニーズに最
も合致したクラウドを容易に選択可能になります。クラウド不朽の強力な推進エンジンと
して内外から注目が集まっている重要プロジェクトです。

◇◇[3]アドバンストクラウド電子掲示板:(山﨑)(永田)
SA_デジタルクラウドサイネージシステム(Shizuoka University Adnvanced Digital Clo
ud Signage System)
超低価格で、動画も表示できる電子掲示板システムです。1台のモニターに1台のクラウド
サーバを対応させます。受信は新規に開発する組み込むソフトによる小型PCで実施しま
す。学内に限らず通信回線が存在する場所、例えば駅前の地下道壁面など、どこにでも最
高機能の電子掲示板を最少費用で設置出来ます。

◇◇[4]指静脈機能性能拡張・運用拡大検証:(高田)(戸部)
共通教育L棟に設置して有る指静脈認証フロアドアの対象者はこれまで教職員のみでした。
これを学生全員に拡張する検証を実施します。1台の認証装置の最大記憶人数は1000人で
したが、新型CPUにより10000人まで可能になります。入退室の完全生体認証化が実現
できます。

◇◇[5]ユニヴァーサルデザイン検証&開発:(山﨑)(藤岡)
後期より、総勢7人で、ユニヴァーサルソフトの追加調達、および検証を実施します。ま
た実際の対象者にも参加していただく予定です。バリアーの無い大学を目指しています。

◇◇[6]認証統合:(長谷川)
現在大学内は様々なシステムが存在し、それらは個別の認証を行っています。これは利用
者には混乱を与えるだけでなく情報セキュリティ管理の観点からも早急な改善が必要です。
全学プロジェクトとして認証の統合推進を実施しています

◇◇[7]WEB-TV会議検証:(鈴木利、八木)
本学のTV会議システムの老朽化が進んでおり、機器の故障などがしばしば報告されてい
ます。従来のTV会議システムは高性能ですが、高価でかつ可用性が低いと言えます。こ
れに対し近年はWEBベースの低価格な相互通信方式が増え、かつそのサービスは非常に
低価格になってきています。そこで各種のWEBサービスを検証し、今後の情報基盤への
適用を進めています。

◇◇[8]グローバルBCP検証・システム開発:(高田)
3月11日に発生した、東日本大震災では国内にあるクラウドサイトにも影響を及ぼしまし
た。幸い本学には波及しませんでしたが、国内に存在するデータセンターベースのクラウ
ドサービスのみでは大災害脆弱と言わざるを得ません。従いまして米国、シンガポール、
アイルランドなど海外の信頼できるサイトへのシステム、データの周期退避システムを開
発中です。