2011年11月9日水曜日

■ 研究開発状況・予定


◇◇:電子出版研究:担当:井上副センター長、坂田客員准教授、大学院生鈴木さん
10月13日、11月4日に静大発ベンチャー企業「ITSC」に研究者8名が集まり「本格的な電子
出版サービス」の検討会議を開催しました。まず、情報基盤センター所属教員の「博士学
位論文」をAmazon.comなどのWEB書店で「正式電子出版」することになりました。これは
本年の8月にISBN(国際書籍番号)の電子書籍への直接付与が可能になったこと、および自
炊技術(紙書籍を電子化する技術)の急激な進歩などによるものです。商品レパートリー
は「学位論文」「ジャーナル論文」「教科書等絶版書籍復刊」の3つで、いずれの正式出
版価格は従来の常識を大きく打ち破る「驚異の5万円」に決定しました。12月中旬にはプ
レスリリースを予定しています。メルマガの読者の「正式出版」も喜んでお引き受けしま
すので編集部までご連絡ください。

◇◇:DaaS研究: TOKAIコミュニケーションズさん、日本ラッドさん、シトリクスジャパ
ンさんほか多くの組織の協力を得て、クラウドDaaSの研究を推進しています。端末として
はインドで発売された「1800円の世界最低価格のパソコン」と「キンドルファイアー」な
どのタブレット端末をベースにしたクラウドDaaS/電子書籍主流の時代を実現していきた
いと考えています。

◇◇:クラウド電子掲示板研究
アバンセシステムさんの協力を得て「簡単サイネージ」の研究を推進しています。デジタ
ルサイネージ端末が自律動作し、コンテンツの調整や更新の業務運営も含めて検証を進め
ていく予定です。学内広報の充実とデジタルサイネージの設置・運営を簡単・容易にする
新デジタルサイネージシステムの実現を目指して研究を進めていきます。