2011年9月15日木曜日

☆SUCCESマンスリー☆  vol.01   2011年10月号+前期総集編

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__/      静岡大学   
_/   情報基盤センター
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静岡大学情報基盤センター 月刊メールマガジン 創刊号!
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☆SUCCESマンスリー☆  vol.01   2011年10月号+前期総集編
SUCCES:Shizuoka University Cloud Computing Eco System
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このメルマガは、静岡大学情報基盤センターが発行する月刊メールマガジンです。本メ
ルマガは、情報基盤センター所属の教職員、学生の皆さん、およびご協力いただいている
企業の皆様、共同研究いただいている大学・研究所の皆様など会員登録をしていただいて
いる方々へお送りしています。この場をお借りしまして、ご登録いただきましたことを厚
く御礼申し上げます。今回は創刊号ですので、2011年前期のトピックと9月~10月の話題
をお届けいたします。

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下記項目をお知らせしていきます。当該項目が無い場合はスキップされます。
・編集長からのメッセージ… 編集長からのご連絡
・メルマガニュース………… 最新のメルマガニュース(イベント、受賞、顕彰など)
・各種発表・講演…………… 学会発表・講演実績と予定
・イベント予定……………… 9月~の静岡大学・情報基盤の主要予定
・お祝い……………………… 結婚・出産・入学・卒業など。1親等: 両親・お子様。
・おくやみ ………………… 「おくやみ」。1親等: 両親・お子様。
・研究・開発状況・予定…… 進捗やトピック
・教員近況…………………… リレー形式で。編集者から投稿依頼。添付参照。
・編集後記…………………  編集者のコメント

■ 編集長からのメッセージ ━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
編集長1、こと井上です。本マガジンには編集長が2人います。編集長2は長谷川副セン
ター長です。本マガジンは今回が記念すべき創刊号です。創刊の背景はいくつか有ります
が、一番は関係者の皆さんの多くの以下の様なご意見です。「情報基盤機構/センターで
は客員教員が13人に増え、それに伴い研究範囲・領域が急拡大している様です。またク
ラウドなどで積極的な活動が行われています。しかし、その全容がなかなか分からないの
が現実の気がします。そういうわけで、是非定期的に活動内容や今後の予定などを知らせ
ていただける手段を考えてください」。以上のご要望に応え、マンスリーメールマガジン
を発行することにしました。初代の編集委員は浜松キャンパスの淺野さんと、静岡キャン
パスの関さんです。交互に編集を実施していただきます。記事につきましては編集長、編
集委員の取材に加え、SNS(VSS「メルマガ投稿」)の投稿も重視しますので、是非
積極的な投稿をお願いします。できるだけ長く継続的に発行を行いたいと考えております
ので、内容についてのご意見、ご要望を遠慮なくお寄せください。(編集長1=井上副セ
ンター長)


■ ニュース (前期総集編)━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
今回は2011年4月~9月の前期トピックをお知らせします。

◇◇6月 「静岡大学クラウド情報基盤SUCCES」が「クラウドアワード2011」ユーザ部門
の「準グランプリ」を大学としては初めて受賞しました。
http://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=765

◇◇6月 第一回クラウドコンピューティング研究会を静岡キャンパスで開催しました。
全国の大学や企業の方々など80名以上の参加があり大盛況でした。

◇◇8月 10月に米国サンフランシスコ市で開催されるOracle OpenWorld in USAで「静岡
大学クラウド情報基盤システム」が教育・研究部門情報システム事例の「世界一:Global
No.1」に選定され、大きなバナーが会場に展示されます。
http://www.oracle.com/openworld/register/packages/index.html?src=7013425&Act=226

◇◇8月 「事務用主要システム」の焼津のプライベートクラウドセンター移設が完了し
ました。大学での事務用システムの全面的クラウド化は国内でも初めてです。これにより、
東海地震などの大災害時でも情報システムが停止する確率がきわめて小さくなりました。
また、キャンパスの定期停電などでも停止することが無くなりました。

◇◇9月 静岡大学でのパブリッククラウドサーバの活用台数が200台を超えました。大学
でのパブリック使用台数としては国内はもとより、世界でも最も多い活用記録になりまし
た。

◇◇9月7日 「情報戦略委員会」が静岡キャンパス本部大会議室で開催されました。情報
戦略推進計画の検討、アンケート結果の集計などの報告が行われました。


■ 各種発表・講演 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇7月5日 山﨑客員教授が(ASIS2011:クラウドASP・SaaSイノベーション・シンポジウ
ムパネルディスカッション)に登壇して静大クラウドを大いにアピールしました。その結
果は日経産業新聞全国版フォーラム2011に大きく掲載されました。
http://ps.nikkei.co.jp/asis2011/panel.html

◇◇7月8日 東京ビッグサイトで開催された「教育ITソリューションEXPO」にて井上副セ
ンター長が大学や研究所の今後のクラウド情報基盤についての基調講演を行いました。会
場の大会議室は満席・立見がでる盛況で、関心の高さを伺うことができました。
http://www.edix-expo.jp/ja/About-EDIX/Photo-Highlight/

◇◇7月13日 東芝の研修センターにて長谷川副センター長が「クラウド情報基盤および
その上で動作する様々なシステム」について講義を行いました。東芝の若手中堅技術者が
多数受講し、大変高い評価を得ました。

◇◇8月22日 日経産業新聞全国版に静岡大学の「安否情報システム」「環境モニタリン
グシステム」などの紹介記事が掲載されました。

◇◇8月27日 東京恵比寿のスバルビル大会議室で開催された「PMI-JAPAN」の定例セミ
ナーにおいて井上副センター長が2時間30分にわたり「大災害時の情報BCP」について講演
を行いました。
http://www.pmi-japan.org/event/open_seminar/monthly/2011_06_26_monthly_seminar_201108.php

◇◇9月9日 情報処理学会主催のCLE研究会(函館)にて長谷川副センター長が静岡大学で
実現している様々なシステムについて講演を行いました。
http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2011/

■ イベント予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇9月15日・16日 情報系センター研究会(三重大学)に長谷川副センター長と高橋技
術専門員が参加する予定です。
http://www.cc.mie-u.ac.jp/cc/ipc2011/

◇◇9月24日・25日 スケジューリング学会(大阪)長谷川副センター長、八卷特任教授、
水野客員准教授が参加、および発表を行う予定です。八卷先生が基調講演を行います。
http://www.scheduling.jp/symposium/2011/

◇◇9月26日・27日 「ISMS定期サーベイランス」を受査する予定です。

◇◇11月10日 CAUA(CTCアカデミックユーザアソシエーション主催研究会・フォーラム
(東京・四谷・主婦会館)にて井上副センター長が「クラウドは次のステップへ~来るべき
『アカデミック・クラウド2.0』を考える~」と題する基調講演を行います。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua

◇◇11月12日 日本経営工学会(岩手にて)八卷特任教授が「経営工学ビジョン2050」に
パネラーで参加します。パネルは大震災に経営工学ができることですので、静岡大
学情報基盤を紹介します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月29日 横幹連合カンファレンス(約40学会連合体)にて八卷特任教授が「災害
に強い情報基盤」と題する講演を行います。
http://www.trafst.jp/conf2011/index.html#schedule

■ 研究開発状況・予定 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥……
今月号では、後期に向けた研究開発項目と予定をお知らせします。今回は総集編なので、
少し長くなりますが興味が有る部分だけチェックしてみてください。いずれも2014年の情
報基盤更新に向けての研究・開発です。取りまとめ者の名称をカッコで示します。詳細の
問い合わせが可能です。

◇◇[1] メールのクラウド化:(井上)(高橋)
SA-Cloudプロジェクト
SA-Cloudとして本学のメールをパブリッククラウド化するために研究・研究を行っていま
す。CTC製のA-Cloudを実際に使用しその性能、機能を検証します。併せて、「生涯
メール機能」「添付ファイル容量無制限機能」をベンダーと共同開発していく予定です。
これらが実現されますと、アカデミック組織で要求される全てのニーズを満足するシステ
ムになる予定です。

◇◇[2]クラウドサービスベンチマークサイト開発運用:(水野)(関)
CCITプロジェクト
国内外のクラウド仮想サーバサービス、約50種類を実際に借用してそれらのパフォーマン
スを実時間で評価中です。測定項目は応答性(PING)、処理性(姫野ベンチ)、年間
稼働率、費用など多岐にわたっています。さらに、クラウドで動作している実際のサイト
を収集し検証しています。これらの結果を公開し、ユーザニーズを瞬時に検索・決定でき
るインターネットサイトを10月に世界中に公開します。これにより、ユーザはニーズに最
も合致したクラウドを容易に選択可能になります。クラウド不朽の強力な推進エンジンと
して内外から注目が集まっている重要プロジェクトです。

◇◇[3]アドバンストクラウド電子掲示板:(山﨑)(永田)
SA_デジタルクラウドサイネージシステム(Shizuoka University Adnvanced Digital Clo
ud Signage System)
超低価格で、動画も表示できる電子掲示板システムです。1台のモニターに1台のクラウド
サーバを対応させます。受信は新規に開発する組み込むソフトによる小型PCで実施しま
す。学内に限らず通信回線が存在する場所、例えば駅前の地下道壁面など、どこにでも最
高機能の電子掲示板を最少費用で設置出来ます。

◇◇[4]指静脈機能性能拡張・運用拡大検証:(高田)(戸部)
共通教育L棟に設置して有る指静脈認証フロアドアの対象者はこれまで教職員のみでした。
これを学生全員に拡張する検証を実施します。1台の認証装置の最大記憶人数は1000人で
したが、新型CPUにより10000人まで可能になります。入退室の完全生体認証化が実現
できます。

◇◇[5]ユニヴァーサルデザイン検証&開発:(山﨑)(藤岡)
後期より、総勢7人で、ユニヴァーサルソフトの追加調達、および検証を実施します。ま
た実際の対象者にも参加していただく予定です。バリアーの無い大学を目指しています。

◇◇[6]認証統合:(長谷川)
現在大学内は様々なシステムが存在し、それらは個別の認証を行っています。これは利用
者には混乱を与えるだけでなく情報セキュリティ管理の観点からも早急な改善が必要です。
全学プロジェクトとして認証の統合推進を実施しています

◇◇[7]WEB-TV会議検証:(鈴木利、八木)
本学のTV会議システムの老朽化が進んでおり、機器の故障などがしばしば報告されてい
ます。従来のTV会議システムは高性能ですが、高価でかつ可用性が低いと言えます。こ
れに対し近年はWEBベースの低価格な相互通信方式が増え、かつそのサービスは非常に
低価格になってきています。そこで各種のWEBサービスを検証し、今後の情報基盤への
適用を進めています。

◇◇[8]グローバルBCP検証・システム開発:(高田)
3月11日に発生した、東日本大震災では国内にあるクラウドサイトにも影響を及ぼしまし
た。幸い本学には波及しませんでしたが、国内に存在するデータセンターベースのクラウ
ドサービスのみでは大災害脆弱と言わざるを得ません。従いまして米国、シンガポール、
アイルランドなど海外の信頼できるサイトへのシステム、データの周期退避システムを開
発中です。


■ 教員近況 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

◇◇井上副センター長
7月13日から22日、姪の結婚式でフランスに行ってきました。アルベールビル、リヨン、
パリ、ノルマンディなどをミーハーで観光してきました。一番困ったのは、ほとんど英語
が通じなかったことです。フランス人は英語が嫌いなのかもしれません。ルーブル美術館
でスリに会い「トホホ!」でした。

◇◇長谷川副センター長
先日、国立情報学研究所(NII)の次期学術情報ネットワーク(SINET5)に関する作業部会
の委員を仰せつかりました。大変名誉なことと思っていますが責任も重大です。全国の大
学に均等な学術情報ネットワークサービスの実現を目指したいと思います。


■ 編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
☆☆☆ 祝!記念すべき創刊号 ☆☆☆
編集委員の淺野みさきです。情報基盤センター浜松オフィスに勤務しています。この夏は
クラウドアワード2011準グランプリ受賞ということで「クラウドうちわ」を作成しました。
実習室で先生方や学生が使っている姿を見て、節電対策になっていると思うと嬉しくなっ
てしまう単純な私です。どうぞ宜しくお願いいたします。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「SUCCESマンスリーマガジン」もご期待ください。

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【SUCCESマンスリーマガジン】
発 行 日:毎月第2水曜日発行(休刊:祝日、年末年始など)
発行開始日:2011年9月15日
ご意見ご感想はこちらまで ciimaga@ipc.shizuoka.ac.jp
本メールマガジンの解除はこちらから ciimaga@ipc.shizuoka.ac.jp
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【発行元】
国立大学法人 静岡大学 情報基盤センター
SUCCESマンスリーマガジン編集局
静岡市駿河区大谷836(〒422-8529)
電話:054-238-4683
mailto:ciimaga@ipc.shizuoka.ac.jp
※本メールは「MSゴシック」などの等幅フォントで最適に表示されます。
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公式ホームページ:http://www.shizuoka.ac.jp/
Copyright(C) 静岡大学情報基盤センター All rights reserved.
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■ 編集長からのメッセージ

編集長1、こと井上です。本マガジンには編集長が2人います。編集長2は長谷川副セン
ター長です。本マガジンは今回が記念すべき創刊号です。創刊の背景はいくつか有ります
が、一番は関係者の皆さんの多くの以下の様なご意見です。「情報基盤機構/センターで
は客員教員が13人に増え、それに伴い研究範囲・領域が急拡大している様です。またク
ラウドなどで積極的な活動が行われています。しかし、その全容がなかなか分からないの
が現実の気がします。そういうわけで、是非定期的に活動内容や今後の予定などを知らせ
ていただける手段を考えてください」。以上のご要望に応え、マンスリーメールマガジン
を発行することにしました。初代の編集委員は浜松キャンパスの淺野さんと、静岡キャン
パスの関さんです。交互に編集を実施していただきます。記事につきましては編集長、編
集委員の取材に加え、SNS(VSS「メルマガ投稿」)の投稿も重視しますので、是非
積極的な投稿をお願いします。できるだけ長く継続的に発行を行いたいと考えております
ので、内容についてのご意見、ご要望を遠慮なくお寄せください。(編集長1=井上副セ
ンター長)

■ ニュース (前期総集編

今回は2011年4月~9月の前期トピックをお知らせします。
◇◇6月 「静岡大学クラウド情報基盤SUCCES」が「クラウドアワード2011」ユーザ部門
の「準グランプリ」を大学としては初めて受賞しました。
http://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=765

◇◇6月 第一回クラウドコンピューティング研究会を静岡キャンパスで開催しました。
全国の大学や企業の方々など80名以上の参加があり大盛況でした。

◇◇8月 10月に米国サンフランシスコ市で開催されるOracle OpenWorld in USAで「静岡
大学クラウド情報基盤システム」が教育・研究部門情報システム事例の「世界一:Global
No.1」に選定され、大きなバナーが会場に展示されます。
http://www.oracle.com/openworld/register/packages/index.html?src=7013425&Act=226

◇◇8月 「事務用主要システム」の焼津のプライベートクラウドセンター移設が完了し
ました。大学での事務用システムの全面的クラウド化は国内でも初めてです。これにより、
東海地震などの大災害時でも情報システムが停止する確率がきわめて小さくなりました。
また、キャンパスの定期停電などでも停止することが無くなりました。

◇◇9月 静岡大学でのパブリッククラウドサーバの活用台数が200台を超えました。大学
でのパブリック使用台数としては国内はもとより、世界でも最も多い活用記録になりまし
た。

◇◇9月7日 「情報戦略委員会」が静岡キャンパス本部大会議室で開催されました。情報
戦略推進計画の検討、アンケート結果の集計などの報告が行われました。

■ 各種発表・講演

◇◇7月5日 山﨑客員教授が(ASIS2011:クラウドASP・SaaSイノベーション・シンポジウ
ムパネルディスカッション)に登壇して静大クラウドを大いにアピールしました。その結
果は日経産業新聞全国版フォーラム2011に大きく掲載されました。
http://ps.nikkei.co.jp/asis2011/panel.html

◇◇7月8日 東京ビッグサイトで開催された「教育ITソリューションEXPO」にて井上副セ
ンター長が大学や研究所の今後のクラウド情報基盤についての基調講演を行いました。会
場の大会議室は満席・立見がでる盛況で、関心の高さを伺うことができました。
http://www.edix-expo.jp/ja/About-EDIX/Photo-Highlight/

◇◇7月13日 東芝の研修センターにて長谷川副センター長が「クラウド情報基盤および
その上で動作する様々なシステム」について講義を行いました。東芝の若手中堅技術者が
多数受講し、大変高い評価を得ました。

◇◇8月22日 日経産業新聞全国版に静岡大学の「安否情報システム」「環境モニタリン
グシステム」などの紹介記事が掲載されました。

◇◇8月27日 東京恵比寿のスバルビル大会議室で開催された「PMI-JAPAN」の定例セミ
ナーにおいて井上副センター長が2時間30分にわたり「大災害時の情報BCP」について講演
を行いました。
http://www.pmi-japan.org/event/open_seminar/monthly/2011_06_26_monthly_seminar_2
01108.php

◇◇9月9日 情報処理学会主催のCLE研究会(函館)にて長谷川副センター長が静岡大学で
実現している様々なシステムについて講演を行いました。
http://www.ipsj.or.jp/10jigyo/fit/fit2011/

■ イベント予定

◇◇9月15日・16日 情報系センター研究会(三重大学)に長谷川副センター長と高橋技
術専門員が参加する予定です。
http://www.cc.mie-u.ac.jp/cc/ipc2011/

◇◇9月24日・25日 スケジューリング学会(大阪)長谷川副センター長、八卷特任教授、
水野客員准教授が参加、および発表を行う予定です。八卷先生が基調講演を行います。
http://www.scheduling.jp/symposium/2011/

◇◇9月26日・27日 「ISMS定期サーベイランス」を受査する予定です。

◇◇11月10日 CAUA(CTCアカデミックユーザアソシエーション主催研究会・フォーラム
(東京・四谷・主婦会館)にて井上副センター長が「クラウドは次のステップへ~来るべき
『アカデミック・クラウド2.0』を考える~」と題する基調講演を行います。
http://www.ctc-g.co.jp/~caua

◇◇11月12日 日本経営工学会(岩手にて)
八卷特任教授が「経営工学ビジョン2050」にパネラーで参加します。
パネルは大震災に経営工学ができることですので、静岡大学情報基盤を紹介します。
http://www.jimanet.jp/

◇◇11月29日 横幹連合カンファレンス(約40学会連合体)にて八卷特任教授が「災害
に強い情報基盤」と題する講演を行います。
http://www.trafst.jp/conf2011/index.html#schedule

■ 研究開発状況・予定

今月号では、後期に向けた研究開発項目と予定をお知らせします。今回は総集編なので、
少し長くなりますが興味が有る部分だけチェックしてみてください。いずれも2014年の情
報基盤更新に向けての研究・開発です。取りまとめ者の名称をカッコで示します。詳細の
問い合わせが可能です。

◇◇[1] メールのクラウド化:(井上)(高橋)
SA-Cloudプロジェクト
SA-Cloudとして本学のメールをパブリッククラウド化するために研究・研究を行っていま
す。CTC製のA-Cloudを実際に使用しその性能、機能を検証します。併せて、「生涯
メール機能」「添付ファイル容量無制限機能」をベンダーと共同開発していく予定です。
これらが実現されますと、アカデミック組織で要求される全てのニーズを満足するシステ
ムになる予定です。

◇◇[2]クラウドサービスベンチマークサイト開発運用:(水野)(関)
CCITプロジェクト
国内外のクラウド仮想サーバサービス、約50種類を実際に借用してそれらのパフォーマン
スを実時間で評価中です。測定項目は応答性(PING)、処理性(姫野ベンチ)、年間
稼働率、費用など多岐にわたっています。さらに、クラウドで動作している実際のサイト
を収集し検証しています。これらの結果を公開し、ユーザニーズを瞬時に検索・決定でき
るインターネットサイトを10月に世界中に公開します。これにより、ユーザはニーズに最
も合致したクラウドを容易に選択可能になります。クラウド不朽の強力な推進エンジンと
して内外から注目が集まっている重要プロジェクトです。

◇◇[3]アドバンストクラウド電子掲示板:(山﨑)(永田)
SA_デジタルクラウドサイネージシステム(Shizuoka University Adnvanced Digital Clo
ud Signage System)
超低価格で、動画も表示できる電子掲示板システムです。1台のモニターに1台のクラウド
サーバを対応させます。受信は新規に開発する組み込むソフトによる小型PCで実施しま
す。学内に限らず通信回線が存在する場所、例えば駅前の地下道壁面など、どこにでも最
高機能の電子掲示板を最少費用で設置出来ます。

◇◇[4]指静脈機能性能拡張・運用拡大検証:(高田)(戸部)
共通教育L棟に設置して有る指静脈認証フロアドアの対象者はこれまで教職員のみでした。
これを学生全員に拡張する検証を実施します。1台の認証装置の最大記憶人数は1000人で
したが、新型CPUにより10000人まで可能になります。入退室の完全生体認証化が実現
できます。

◇◇[5]ユニヴァーサルデザイン検証&開発:(山﨑)(藤岡)
後期より、総勢7人で、ユニヴァーサルソフトの追加調達、および検証を実施します。ま
た実際の対象者にも参加していただく予定です。バリアーの無い大学を目指しています。

◇◇[6]認証統合:(長谷川)
現在大学内は様々なシステムが存在し、それらは個別の認証を行っています。これは利用
者には混乱を与えるだけでなく情報セキュリティ管理の観点からも早急な改善が必要です。
全学プロジェクトとして認証の統合推進を実施しています

◇◇[7]WEB-TV会議検証:(鈴木利、八木)
本学のTV会議システムの老朽化が進んでおり、機器の故障などがしばしば報告されてい
ます。従来のTV会議システムは高性能ですが、高価でかつ可用性が低いと言えます。こ
れに対し近年はWEBベースの低価格な相互通信方式が増え、かつそのサービスは非常に
低価格になってきています。そこで各種のWEBサービスを検証し、今後の情報基盤への
適用を進めています。

◇◇[8]グローバルBCP検証・システム開発:(高田)
3月11日に発生した、東日本大震災では国内にあるクラウドサイトにも影響を及ぼしまし
た。幸い本学には波及しませんでしたが、国内に存在するデータセンターベースのクラウ
ドサービスのみでは大災害脆弱と言わざるを得ません。従いまして米国、シンガポール、
アイルランドなど海外の信頼できるサイトへのシステム、データの周期退避システムを開
発中です。