またしても日本からノーベル賞クラスの大発見がありました。このメルマガの読者には、
きっと誰一人STAP細胞のことを知らない人はいないと思います。いくつか記事を読みましたが、
「分化した細胞が酸というありふれた単純な外刺激で初期(万能)化されてしまった」ことの驚異!
語彙のひとつひとつは単純で文書は短くとも、そこには生命数十億年の神秘と、定説破り、
あっけなさが見事に混在しています。これに小保方さんのリケジョキャラが相まって
世界中が大変なことになっているようです。アルバートアインシュタインは、エネルギーと質量が
実に単純な関係式で与えられることを約100年前に発表しました(当時28歳)。
自然に秘められた神秘の単純さを人類に印象付けたように思います。
STAP細胞の発見にそのことを思い出しました。複雑、高度化する情報基盤の構築と運営は
煩雑で泥臭いところがあります。真の問題はもっと単純なのかもしれない。
単純な発想、逆転の発想で、難題の解を見出すことの大切さを感じています。
一方で、小保方さんは「明日までがんばろうと思ったら5年経っていた」とも述べています。
これはISMSやITSMSのマネジメントで培われえる日々のコツコツ感と合致するのでは
ないでしょうか。日本の文化に根付く科学術技術力に改めて感動を覚えたこの頃でした。
皆様は何を思い、何を感じたでしょうか。
(編集長2:長谷川副センター長)