第十九回「防災対策技術展」横浜 2月5日・6日に参加し、防災対策技術関係の展示物と
セミナーを受講して来ました。防災関係の情報関連技術(防災ICT関連技術)を中心の
情報収集が主な目的でしたが、さすがに防災というくくりにおいては、ICT分野はその
一つのカテゴリとなるため、対振動技術、災害ロボット、堤防技術など幅広い防災対策技術
が展示されていました。自衛隊の装甲車なみの車両展示までなされていた。
防災ICT分野以外で印象に残った展示物を一つご紹介させて頂きます。会場に入って最初
に脚を留めて話しを聞き入ってしまいました。六角形のダンボール箱を二段に組み合わせた
災害避難所用ダンボールハニカムハウジングというものです。六角形のハニカム構造をうまく
利用して加重を分散し、ダンボールの強度でも安定に二段ベッドを組み立てているようです。
市販の素材しか使ってないと説明されていました。大学・学校のような避難指定地区には関連
も深いと思います。実物はこちらですが、想像してから是非ご覧下さい。
http://www.laserck.com/img/Capsule20140818.pdf
会場では、はしごまでダンボール製のものが展示されていました。防災分野はエコとアイデア
の宝庫のように感じました。今後も情報基盤のBCP関連技術と併せて、防災関連技術に
注目していきたいと思います。また、折しもイベント2日目には徳島県で強い地震が発生し
トラフ地震との関連性が指摘されています。防災対策の重要性を改めて考えさせられる日
となりました。
(編集長2:長谷川副センター長)