2013年9月11日水曜日

■ 編集長からのメッセージ

静大TV開局から4か月が経過しました。ネガティブな反応多発を恐れていたのですが、それは杞憂に終わりました。極めて順調な滑り出しでほっとしています。
従来多くのWEBテレビが開局されましたが、多くは開店休業と聞いています。その主原因のひとつは新番組の増加率が低いことにありました。開局当初は関係者に情熱があり、多くの番組が制作され放映されます。
しかし、少し時間が経過するとぱたりと新番組の制作・放映が停止します。
いつみても同じ番組だけのサイトは急激に忘れ去られていきます。進歩の無い人間と同じです。
いくら仕掛や見栄えが良くても中身が更新されなければ、じり貧になります。「仏作って魂入れず」
ということでしょうか。
なぜ新番組の頻繁な制作継続が難しいのでしょうか。
それは旧来の番組の作り方を踏襲しようとしていることが主要因です。
「5分番組制作には50万円以上が必要」というステレオタイプな意識を持っている限り、WEBテレビは普及が難しいと思われます。動画番組の制作コストは1本1万円以下というのが理想です。
できれば0円がいいですね。
私たちはそういう方法を編み出しつつあります。
「コストをかけずに良質の番組を1日5本以上制作して放映する」という形がゴールです。
これが実現できれば1年間で1000万アクセス以上が実現するはずです。
つまり「静岡大学の教育・研究の実態を世界中の1000万人が立体的に理解する」ということです。
これを実現することが新しい情報基盤センターの重要な使命の一つと考えています。
(編集長1:井上センター長)