今月の冒頭は、これまでもたびたび話してきたので周囲には「またか・・・」と思われるかも
しれません。『UNIXという考え方』という本との出会いです。
難解なシステム本と思いきや、書いてあることは思想です。
抜粋要約すると、「単純が最良」「九割方の解こそ良い」「ユーザを一人前に扱え」
「親切さより移植性」あげくは「劣る方が優れている」など、UNIXとはそんなOSであると
述べています。
自分で何でも背負い込んで完璧主義を目指すと、やがて身動きがとれなくなってしまい
ユーザや開発者を悩ませますよ。それよりは単純でほどほどの機能(コマンド)を集結させた方が、
柔軟に仕事がこなせていきますよ、というのです。
単純でほどほどの機能は実装済なので、あとはUNIXの「沈黙は金」「寡黙さ」などを実装すれば
私はUNIXに近づけます。遠い目・・・(編集長2:長谷川副センター長)