2015年1月14日水曜日

■ 編集長からのメッセージ

就活支援活動を紹介したいと思います。今年度は本学主催の合同企業説明会
『静大就職祭2016』が3月17日、18日に静岡市のツインメッセで行われます。
2日間で450の企業さんに参加していただけることになりました。
このイベントに対し静大TVでは「できれば全ての参加企業さんの紹介番組を作成し
世界中に配信しよう」ということにしました。この決定は元気が良くて素晴らしい
のですが、従来の動画番組制作の常識を打ち破らない限り実現は不可能に思えます。
不可能と思われる主原因はコストです。
無制限にお金をかければ難しいことではありません。
しかし当センターはお金が無いことが「売り」ですから「ほとんどコストをかけずに
450近くの企業紹介番組を制作する」ということが挑戦課題になります。
これがクリアされれば他の動画番組の制作効率が飛躍的に上がりますのでメディア
サービスとして画期的です。

それを克服するために考えられる戦術は以下の通りです。
1)取材の低コスト化:教職員、学生、協力会社を総動員して例えば6チームを構成します。
これで各チームは平均で38社/日、1社の取材時間は8分で取材すれば良いことになります。
取材対象企業は(職種)~(地域)単位に各グループに割り当て、5社くらいで1本の番組単位
にするわけです。
(職種)は10種類程度、地域は静岡県の(東部)、(中部)、(西部)とします。
2)編集の低コスト化:全番組の開始、終了部分の映像、ナレーション等は共通とし、
各チームでは取材した企業の紹介を(職種)~(地域)ごとに1本の番組にしていきます。
3)放映の迅速化:静大TVに(職種)×(地域)≒30のサブチャンネルを生成し、
ここに上記番組を振り分けていきます。
番組のタイトル、字幕には企業名、職種、地域、留学生採用などのキーを含むように
定義し、検索1発で視聴できる様にします。
留学生採用の企業が含まれる場合は英語字幕を付加します。
以上の実現で、就活中の学生は簡単にお目当ての企業の生情報を動画で知ることが
可能になります。

後日、番組を1企業ごとに分割して再登録しておけば動画による「企業動画四季報」
としても有効なものになるものと期待できます。今まで手さぐりに近かった就活活動、
採用活動も非常に見通しの良いものになるのではないでしょうか。
では就活生のみなさん、頑張って下さい! (編集長1:井上センター長)