2012年12月12日水曜日

■ 編集長からのメッセージ

側溝とコンピュータのアナロジー
最近、道を歩いていると歩道や道路の側溝に異変が起きていることに気づきます。昔は、10kg以上はありそうな分厚いコンクリートブロックが側溝の蓋としてぎっしりと並べられていました。
側溝内に堆積した土砂やゴミをどこからでも蓋を起こしてドブさらいできるので、たまに便利な時もあったでしょう。ところが最近、1cm幅のスリットしかない側溝に変わってきています。
そして、驚くべきことに側溝には蓋がない。ドブさらいできないのです。町中を徘徊すること数十日、ついにその断面を撮影することに成功しました(たまたまですが)。なんと側溝の断面は驚きの卵型。侵入できる細かい泥や小石を水かさのある水流で押し流す為の形状かと思います。ドブさらい(故障の修理)に困る・・・
そんな払拭しがたい不安の裏側に、技術イノベーションが眠っています。
(編集長2:長谷川副センター長)
http://c-office.ipc.shizuoka.ac.jp/201301/hensyucyokara.jpeg